日本の家族や友人から日本がどれだけ寒いのか、ということを聞かされているのですが、さきほど我が家の温度計をチェックしたら:
夕方はまだマイナス12℃とかだったんですが、徐々に下がって行って、夜中にはマイナス19℃まで下がるという予報です。
こちらではよく「Temperature minus 17 degrees, with the wind chill, minus 30」などとラジオで言われますが、これは実際の気温がマイナス17℃であっても、風が吹いたりすると体感温度はマイナス30℃になる、という意味です。
今日も昼間、お天気は良かったので夫と義姉と一緒に小一時間、散歩に出たのですが、帰ってきたらほっぺたが真っ赤になっていました。あんまり調子に乗ると凍傷にもなりかねないので、気を付けようと思った次第です。
ちなみにこういった極寒の温度でも適切な服装をしていれば人間ってけっこう普通に行動できるんですよね。ロングのダウンコート、帽子、サングラス、マフラー、ミトン、ズボンの下にレギンス、そしてブーツ、といういで立ちであれば完璧です。
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まあそれはさておき、昨日のシミュレーションの感想を少し追記しますと、ミラノ五輪の開幕まで2週間を切ったこの時点で、三浦&木原組の仕上がりは順調、と見受けました。
コーチのブルーノさんも演技後は上機嫌で、二人に絶賛コメントを浴びせていましたよ!
前記事に頂いたコメントの中に、木原選手の髪が長め?といったものがありましたが、いつも大会前に美容院に行っているお二人です。多分、ミラノに現れた時には短くなっているものと思われます。
4年前のちょうどこの時期は、まだコロナ禍の影響で選手たちが出発前あるいは大会中にコロナウイルスに罹患するのではないか、と怯えながら準備をしていたのを思い出します。
幸い今回のミラノ五輪ではそういった脅威もなく、ただ普段通りの身体のケアをして練習を重ねて行けば良いわけですね。
りくりゅうは週に何度の曲かけを、どの曜日にどのプログラムを滑るのか、またオフアイスはどういったトレーニングをどの程度こなすのか、リカバリーやケアはどのタイミングで行うのか、などの綿密なスケジュールを立てて遂行しています。
それを経ての昨日のシミュレーションでの演技。
もちろん、今シーズンだけではなく、4年間で積み重ねて来た経験や自信、会得したスキルと表現力、全てが詰まったパフォーマンスでした。
今後も微調整はもちろん必要ですし、大会、しかも五輪となれば周囲の選手や関係者、会場の環境や観客のエネルギーなどが影響を及ぼすことも考えられます。
しかし彼らはこれまで一日も無駄にすることなく練習をし、大きな試合や辛怪我なども乗り越えて、ミラノの本番に堂々と臨んでいくのです。
世界のどのチームにも負けない二人の間のコネクション、パワーとスピード、それらが確かな自信をもたらして自然な貫禄を彼らに纏わせています。
昨年末、残念ながらフリー演技を断念せざるを得なかった全日本選手権後、オリンピックの代表会見がありましたね?そこで木原選手が発したコメントが私はとても印象に残っています。
「初めてのオリンピックの時は『とんでもない世界に挑戦してしまったな』という思いがありましたが、こうして今のような立場で挑戦できることを嬉しく思います。オリンピックでは私たちらしいパフォーマンスで、自分たちの目標を達成したいです。」
これを聞いた時、なんとスマートな、そしてなんと力強い言葉だろうと感心したものです。
北京五輪以降、世界選手権で2度の優勝と2度の準優勝という見事な成績を残しながらも、あくまで謙虚な三浦&木原組は決して自分たちのステータスを主張したことがありません。
その木原選手が「今のような立場で」という言葉に込めた思いを推し量ると、ずっしりとした重みが感じられます。
(ところでもっと取り上げられても良いことだと思うんですが、木原選手って少なくとも日本選手の中ではオリンピック団体戦に最も多く出場している選手ですよね?いや、そもそもオリンピック自体に4回連続出場しているのも彼一人じゃないですか?)
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まだちょっと気の早い話ですが、私もミラノまで応援に行く予定なので、ドキドキしながら準備をしています。
観戦のない日はどこに観光に行こうか、2019年にイタリア旅行をした時には思う存分見れなかった美術館を再び訪問しようか、はたまた遠出をして友人に会いに行く計画もあり、かなりハイな気分になっています。
りくりゅうの勇姿を現地まで観に行かれる方、ぜひお会いしましょう!
そして全てのりくりゅうファンの皆様、良い念を送ってご一緒に応援してまいりましょう!
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最後になりますが、年末年始以降ずっとSNSを断っている私でさえも、現在四大陸選手権が行われていることくらいはもちろん知っています。
女子の表彰台独占、素晴らしかったですね!青木選手の優勝は世界に数多くいる彼女のファンを歓喜させたことでしょう。日本の選手層の暑さをまた見せつける結果でした。
そして土曜日はペアのフリーが開催されますが、私はひそかに「ゆなすみ」の優勝もあり得るのではないかと予想しています。
さあ、どうなるか?ゆなちゃん、すみくん、頑張れ!
