昨晩からモントリオールに来ています。
夫と二人で車でこの町を訪れるのはなんと30年以上ぶりなんですが、その時のことを思い出して色々と話しながら計6時間ちょっとの道のりを走破しました。
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でもその前にちょっと「母の日」の記事に訂正があります。息子らが来てくれないと拗ねていた私でしたが、夕方に長男が来てくれました。ちゃんと花束を持って。
でもディナーは自分で作りましたけどね。
メインは鶏の胸肉のローストでした。前方の赤いソースはこないだ夫が旅先のポルトガルから持って帰って来た「Peri-Peri Sauce」というスパイシーなものです。鶏肉に最高に合います。
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というわけで機嫌も直り、昨日の朝は長男に留守番を任せて夫婦でロードトリップに出たのでした。
二人でこうやってモントリオールに初めて行ったのはまだ結婚前で、夫の叔母夫婦が住んでいる綺麗なお家に招かれた時のことでした。
素晴らしくお料理の上手な、エレガントで美しい叔母さんでしたが、イタリア人の大学教授(数学専門)と結婚してモントリオールに住み、二人してマギル大学に勤めていました。優雅なご夫婦で、家を訪れるとなんだかヨーロッパに舞い込んだような錯覚に陥りました。
その叔母は残念ながら比較的、若くして病気で亡くなってしまったのですが、私にとって初めてのモントリオール旅行のハイライトとして記憶に残っています。このブログ記事を書くためにその頃の写真を引っ張り出して来たら良かったなあ、と思います。
まあそれはさておき、順調に高速を飛ばして、途中で一度だけランチのために休憩を取り、(こういう時は小さな町のダイナーに行ってサンドイッチを注文するのが一番、安全策。たいてい、美味しいフレンチ・フライとクラブサンドイッチにありつけます)
モントリオール市内に到着したのが17時半頃でした。
夫は運転はあまり好きじゃないんですが、若い頃に石油会社にフィールドエンジニアとして勤めていたいので、長距離のドライブをすることに関しては鍛えられています。(片道500km運転して、仕事をして、またすぐにベースキャンプに戻って、次の仕事に向かう、ということの連続だったそうです。)
渋滞もそう酷くなく、少し町はずれのホテルに無事にチェックインできました。
この近辺はけっこう店やレストランも多く、スーパーも歩いて10分足らずのところにありました。キッチン付きのホテルなので自炊もできそうです。
ディナーはベトナム系アジアン・フュージョンの店を探しあてて、生春巻きと野菜のたくさん乗っかった焼きそばで軽く済ませました。
食後はベトナム風アイスコーヒーを楽しんだ夫でした。
ホテルまでの帰り道に翌朝行ってみたいパン屋に目星をつけ、
部屋に戻ると現在開催中のNHLプロホッケーのプレイオフをテレビで観ることに。
当たり前のことですが、ここでは全てのチャンネルがフランス語の放送で、ホッケーの解説もフランス語。まあ、良しとしましょう。
ではそろそろパン屋さんに行ってくることにします。レポートはまた後ほど。