皆様、ちょっとご無沙汰していました。
オークビル(そしてトロント界隈)は現在、雪に埋もれています。
記事のタイトルを何にしようかな~、と思っていたところ、そういえば何年か前にも使ったものがあったと思い出しました。
これを書いたのが2019年1月末だったので、ちょうどやはり同じ季節だったのですね。
2025年2月12日-13日、昨日の夕方から今朝にかけて今冬一番の降雪となりました。(でも大寒波、ではありません)
前もって警報が出ていたので、「Off on Thur(sday) Due to Storm(木曜は吹雪のためお休み)」と昨日の新聞の上に配達の兄ちゃんの走り書きがしてあったのも面白い。
そして案の定、起きて見たらえらい積もってました。
こちらが水曜の夜:
こちらが今朝。
いや、文句は言えません。12月以降あんまり積もっていなかったので、カナダに住んでいる以上はこれくらい覚悟しないとね。
気の毒なのは夫で、今朝も二時間くらいかけて一生懸命、雪かきに励んでいました。これをしないと車をガレージから出すのも無理。
食材は買い込んであったので、単におとなしく家に留まっていたら良いだけなんですが、実は今朝、オークビルのリンクに行って、りくりゅうの四大陸選手権に向けてのFSのシミュレーション演技を観に行くはずだったんです。それが出来なかったのだけが残念。
でも実は昨日、SPの方は観てきました!
このシミュレーションに参加したのは、同じく四大陸選手権に出場するアメリカ代表のオードリー・シン&バラージ・ナジ組、そして世界ジュニアに出場するカナダのジャズミン・デロシェ&キーラン・スラッシャー組とスペイン代表のメーガン・ユディン&パトリツィオ・ロッシ組でした。
リンクに響くのはSU大会でお馴染みのイントロダクション用の音楽、メーガン先生が大きな声で各チームの国と名前を呼びあげて雰囲気を盛り上げていました。
どのチームも仕上がりは順調。皆さまどうかお楽しみに!
そして今週は冬季アジア大会で若手ペアのゆなすみ・さえルカ達が頑張っていましたね!
森口選手はSPの衣装に合わせて髪の色が一段と明るくなっていた気がしますが、全日本から変わっていないのかな?
【ゆなすみの言葉】出発前日に捻挫でジャンプ変更も2位発進「五輪前にいい経験」
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) February 11, 2025
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「ゆなすみ」の #長岡柚奈 #森口澄士 組がSP2位に付けました。演技後、今大会への出発前日に長岡が右足首を捻挫するアクシデントに見舞われていたことを明かしました。https://t.co/Cb0siSFlmJ
長岡選手が大会直前に捻挫してしまったということで、心配でしたが、なんとか両プログラムとも滑り切れていました。
本当に捻挫というものは癖になってしまうので厄介ですね。シーズン中はどうしても大会のために練習を休むことが難しいので、なかなか治り切らないのも問題なのかも知れません。
これから息をつく間もなく四大陸選手権、そして来月のワールドを控えているわけなので、なんとかケアを受けて上手く乗り切ってほしいところです。
二人の演技を観ていると、特に長岡選手は二シーズン目とは思えないほどの落ち着きと技の習得度、リフトなどは世界トップクラスにまでレベルが上がって来ています。本当に怪我さえ邪魔をしなければ、と思ってしまいますね。
そしてさえルカ。グランプリファイナルから全日本を経て、それぞれシングルでの試合にも久しぶりに出たと聞きました。こちらも清水選手の肩の怪我があり、それをケアしつつのシーズンなのでしょう。
【さえルカの言葉】「取るのは難しい…でも取れるよ」尊敬する“ゆなすみ”からの助言
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) February 12, 2025
ーーー#清水咲衣 #本田ルーカス剛史 組は6位となりました。
フリー後のコメントを現場発でお届けします。https://t.co/S8ySSdDSFE
昨年も出場したジュニアワールドではありますが、今年はジュニア・グランプリの大会でメダルを獲り、ファイナルにも出場したという実績があります。本人たちも、周囲も、それなりの結果を期待しての大会となるので、しっかりとそのプレッシャーに対抗して挑んでほしいと思います。
こうしてみると、ペア競技というのは本当に怪我がつきものなんですよね。4種目の内で最も身体的に負担のかかるのがペア、とあるトレーナーの方から聞きましたが、女子側も男子側も過酷なトレーニングと演技を求められます。
アイスダンサーのパイパー・ギレスとポール・ポワリエ達のインスタグラムにはよくジムでのトレーニング模様が掲載されています。複雑なリフトのためにコアを中心に全身の筋力を鍛えるのは彼らも同じですが、ペアの場合はそれに加えてシングル同様のジャンプを跳ばなければならないし、投げ技も出来なければならない。
以前、木原選手が短距離ダッシュして、ウェイトやって、またダッシュ、と男子ペア選手の演技を形容していた記憶がありますが、氷上でのスケーティング以外のトレーニングを見ていると、「これって何のスポーツをする人?」と思ってしまうでしょう。
まあいずれ、そういった光景も含めて映像で記録・公開されてほしいですね。
とにかく今はりくりゅう、ゆなすみの四大陸での活躍を願っています。(ジュニアワールドの心配をするのはその後。)
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(2018年のものでちょっと古いですが、パイパーちゃんのトレーニング動画を載せておきます)