初老夫婦はカナダのネットフリックスで「ドラゴン桜」を観る | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

タイトルどおり、フィギュアスケートとは何の関係もない記事です。

 

我が家では夫婦そろって平日、夕食後にテレビの前で2時間くらい過ごすのがここ一カ月ほどの習わしになっています。

 

ひとつには子どもも犬もいない、いわゆる「エンプティー・ネスト」なので食事が終わるとえらく静かな環境になってしまう。

 

じゃあその時間を使って調べ物をするとか、本を読むとか、ブログを書くとかしたら良いじゃないかと思われるでしょうが、二人ともほぼリタイアの身なのでそういうことは昼間、脳が(それなりに)活発に動いている時にこそやりたい。

 

しかも夫はかれこれ30年近くも前から家で仕事をしているため、自分のオフィス用のスペースがあり、私も自分の書斎を持っているので、日中は義姉との散歩と食事の時以外ほとんど顔を合わせません。

 

なので冒頭で述べたように、晩はせめて一緒に過ごそう、とテレビの前で集合となるわけです。

 

なおテレビ、と言ってもスクリーンのことであって、見るのはテレビ局が放映する番組ではなくてネットフリックスなどのサブスクリプションものです。(ホッケーやオリンピックなどのスポーツをライブで観たい時以外、本当に一般的な番組を目にすることがなくなりました。。。)
 
アマゾン・プライムも使っていましたが、最近はやたらとコマーシャルを挟んできて、「それが嫌なら3ドル追加でCMフリーにアップグレードできますよ」というやり方が気に食わず、見ないことにしました。
 
前置きが長くなりましたが、そんな我々夫婦が昨日までけっこう楽しんで見たのが。。。
 
 
 
 
そう、「ドラゴン桜」(第2シリーズ)です。当然のことながらちゃんと英語の字幕も付いているので、夫も難なく視聴できるのが良かったです。
 
このドラマの最初のシリーズが放送された時(2005年)はまだ一家で日本に住んでいて、長男がとても好きだったのでよく憶えています。
 
なお、その頃、夫はよく「日本のテレビではなんで皆が叫んでいるのか」と首をかしげていたものです。そう言われてみると、確かに司会の人だろうが、出演者だろうが、大きな声で怒鳴ったり興奮してしゃべくり回ったりする人が多い。
 
なので夫は日本のテレビやドラマがあまり好きではなかったのですが、驚いたことにこの「ドラゴン桜」をネットフリックスで見つけた時はすんなりと一緒に見てくれました。
 
阿部寛扮する桜木弁護士は、特にエピソード終盤で大きな声を上げて説教するのがお決まりとなっていますが、ストーリー自体が気に入っていたので夫も許容範囲だったようです。
 
 
 
 
 
生徒たちはなかなか面白いキャラクター設定でしたが、私は特に細田佳央太君が演じた「原健太」が良かったと思いました。最後には彼が出て来るだけで条件反射的に涙が出る、という事態に。
 
 
 
 
 
(ふと横を見たら夫も涙を堪えているようで、私たちのような年齢になるとやたら涙もろくなるのだなと改めて実感)
 
ドラマの設定では2021年頃の話になっているのですが、40年以上も前の自分の受験の経験や、大学で教えている時の試験監督の思い出も蘇って来て本当に面白かったです。
 
ちなみにこれは私の個人的な感覚かも知れませんが、大きな教室で何十人という学生の座っている横を通りながら、一人一人の本人確認をするのはすごく難しいです。
 
受験票に証明写真が貼ってあるわけですが、一生懸命答案用紙に伏して問題を解いている学生の顔を覗き込むのも憚られるし、髪型や眼鏡を掛けているかどうかで人相は変わります。マスクなんかされていたら余計のこと分かりにくいでしょう。こっちも緊張してるので意外と100パーセント確信を持てずに通り過ぎたケースもありました。
 
さすがに1975年に実際にあった「津田塾大学替え玉受験事件」のように、父親が娘に成りすまして受験していたら分かりますけどね…
 
 
そうそう、「ドラゴン桜」の前は「ブラックリスト」というドラマを見ていましたが、ひとシーズンが22話と異常に長い上、ストーリーがどんどんこんがらがってあり得ない展開ばかりになっていったので4シーズン目で止めました。
 

 

 
 
 
その前はネットフリックスではありませんでしたが、「FARGO」の第5シーズンが面白かったです。
 
 

 

 

 
このシリーズは1996年の同名の映画のスピンオフなのですが、どれもこれもかなりクオリティが高いです。日本ではどこで観ることが出来るのか分かりませんが、お勧めです。
 
 
 
 
さあ、次は何を見ようかな?何かお勧めがありましたら教えてください。