スケートオークビルに現れたお客様(そして個人的にはあまりの偶然にビックリ) | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

一昨日と昨日(9月20・21日)、オークビルのリンクを訪れていました。

 

長岡選手、森口選手、清水選手、そして本田選手の若手ペアグループがそろそろカナダでの合宿を終えて日本に戻ろうとしていて、その様子見も兼ねていました。

 

ゆなすみ組は6週間の長丁場を良く頑張りました、NHK杯への出場も決まっているのでカナダでの練習の成果を存分に発揮してくれますように。

 

一方、さえルカ組も両選手がペア経験なしのところからスピーディに学習しています。やはり個人的なスキルが高いのでペアのエレメンツのコツさえつかめば、伸びしろが大きいのでしょうね。

 

マルコットコーチから多くの課題を与えられ、パートナー同士のコミュニケーションの大切さを説かれ、これから日本でしばらくトレーニングを積むことになります。またカナダで会えるのを楽しみにしています。

 

さて、そこで昨日の出来事なんですが、スケート・オークビルのゲストコーチとして素敵なお客さんが来てくれました。

 

 

その正体を明かす前に、私が個人的になぜビックリしたかを説明させてください。

 

たまたまフランスのニュースを見ていた関係から、ふと「これ、すごく面白そう」という映画の予告編に遭遇したのです。

 

 

 

 

フランスの誇る大女優カトリーヌ・ドヌーブが主演する「Bernadette」という作品で、元大統領ジャック・シラクの妻、ベルナデット・シラクを題材としたものなのだそうです。ちょこっと見たところ、かなりハチャメチャなコメディの様なので私としては公開を大いに期待しているところです。

 

 

そこからドヌーブ繋がりの動画めぐりをしていたら、こういうのがありました。

 

 

 

 

 

こちらはカルティエの時計、「タンク・フランセーズ」のコマーシャルですが、レミ・マレクとドヌーブがフィーチャーされた豪華な作りとなっています。

 

すみません、めっちゃ回り道が長いのですが、ここでようやく本題に近づきます。

 

この動画のBGMがすごく良くて、しかもどこかで聞いたことがあるなーと思って調べると、日本人の作曲家、三宅純氏の「Lilies of the Valley」だということが判明。

 

さらにはフィギュアスケートでは2013-2014シーズンにある選手がSPにこの曲を使っていたことが分かったのです。

 

私は「あーら、そうだったのか。久しぶりに見るわあ」と思って彼のソチ五輪でのSP動画を見たのですが、この時の演技は残念ながらかなりドラマチックな転倒があって印象に残っていたのでした。

 

その翌日に、ですよ、そのご本人がオークビルのリンクで私の目の前に現れたのです。

 

「あれ?まさか?」

 

野球帽を目深に被っていたし、そもそも何故オークビルにいるのかも分からなかったので、確信が持てませんでした。

 

その内、ジョニさんが彼に親し気に話しかけて、「急にゲストコーチ引き受けてくれてありがとう」などと言ったり、ブルーノコーチが「通常はこの時間、昼休みなんだけど、せっかく彼が来てるから選手たちにも会わせようと思って…

 

 

…ジェレミーに」

 

 

と言うじゃあありませんか!

 

そう、この日の特別コーチはかつて4度、全米王者に輝いたジェレミー・アボットさんだったのです。

 

私自身、本当にたっまたま、何年かぶりに彼の演技動画を見たばっかりだったので、あまりもの偶然にビックリしました。

 

 

 

 

 

そりゃあ選手たちも大喜びでしたよ!(特に森口選手は大コーフンでした。)

 

で、なぜにオークビルに来ているのかという話ですが、なんと彼は現在、シンクロナイズド・スケーティングの振り付けを行っていて、そのためにカナダに来ているのだそうです。

 

どのようなプログラムなのか、の詳細はまだ調べられていないのですが、また情報が入り次第、ご報告します。

 

 

なお、木原選手とはデトロイトのリンクで一緒に練習していた時期があったため、旧知の仲だということも分かりました。久しぶりの再会に二人とも喜んでいましたよ。

 

 

ということで、ちょこっとオークビル近況でした。