ブログの更新をしなければ、と思いつつ変化の激しい情報に翻弄されてなかなか出来ませんでした。
前の記事へのコメントを寄せてくださったり、メッセージで連絡をくださった方々に答えるつもりでこの記事を書きますが、状況は常に流動的である、ということをご了承ください。
2020年3月6日現在で各方面のウェブサイトを確認した限りでは、海外からの渡航者に関してカナダ政府は以下の通りの情報を掲載しています。
https://travel.gc.ca/travelling/health-safety/travel-health-notices
日本に関してのページはこちら(最新の更新は3月2日、とありますので、また数日内に更新されるかも知れません):
https://travel.gc.ca/travelling/health-safety/travel-health-notices/216
その中で、「日本からカナダに戻った際に」(つまり、ここには日本からの渡航者も含まれるわけですが)注意することとして:
というわけで、今のところ日本からの渡航者については入国に制限が課されていません。気を付ける点があるとすれば、前述のように、発症した際に他人との距離を取りにくい場所は避けるように、と記載されているところです。具体的にどういうことなのかと聞かれるとちょっと躊躇するのですが、私個人の解釈ではマメに症状をモニタリングして、怪しいと思ったら速やかに他人からの距離を取れるようにする、ということだと思います。文言がちょっと曖昧ですよね。
なお、このケベック州政府の同じページに「予防」の項目がありますが、
ご覧の通り、「石鹸と温水での手洗い」がてっぺんに来ています。その水と石鹸がない場合はアルコール消毒液で代用する、咳・くしゃみエチケットを守る、ティッシュは使ったら早々に捨てること、などがリストアップされています。そしてこの中にマスクの使用は含まれていません。
この度の新型コロナウィルスはマスクで感染を予防することが出来ない、というのもありますが、おそらく皆様もご存知のとおり、カナダでは普段、花粉症の時期でも、インフルエンザが蔓延している場合でも、ほとんどの人がマスクを着用しません。
「どうしてこっちの人はマスクしないのかな」と今朝も夫に質問したところ、「マスクは息苦しいし、内側が濡れて気持ち悪いからつい顔を触る回数が増える」という返事でした。ちなみに鼻が出たらティッシュでかめば良い、というのが常識で、マスクをしてようが何であろうが、鼻を人前ですすり続けるのは嫌がられます。
もちろんTIME誌にこういった記事が載るのですから、専門家が何と言おうとマスクは北米でも人々に病気の予防に有効である、という安心感を与えるのでしょう。
https://time.com/5794729/coronavirus-face-masks/
ところでこれを書きながら、現在エストニアで行われている世界ジュニア選手権を観ているのですが、ここでも全くマスクをしている選手、関係者の姿が見えません。「マスクをしている人=病気にかかっている人」と見なされ、それならば人に移す前に治療しなさい、ということなのでしょうか。ワールドでも似たような光景になることが予想されます。
さて、コメントで質問をいただいたモントリオール現地での様子ですが、私自身も来週の日曜日に行ってみるまで、さらには、大会が始まって大勢の観客や関係者が集まるまで、辺りがどういう状況になるのか想像がつきません。
ただ、会場となるベルセンターでは現在も地元の人気ホッケー・チームのカナディアンズが試合を開催しており、二万人の大観衆が客席を埋めています。そしてもうひとつ言えるのは、今となっては感染者の多い国=アジア、という図式ではなく、ここ最近カナダではむしろイランやイタリアからの渡航者(あるいは帰国者)が感染源になっているケースが大半だということです。(そのため、イタリアとイランは中国に次いで渡航の際にレベル3の警戒が必要、となっています)
以上、あまり満足の行くような情報を提供できずに申し訳ないのですが、逆に誤解を招いたり混乱を引き起こすようなことを避けたいと思っています。引き続き、正式なカナダ政府や日本の外務省の情報を参考にされるよう、お願いします。
それにしてもせっかくのシーズン最後の大イベントを前に、気分の浮かない内容の記事を書いているのが残念です。選手にとってもファンにとっても、そして大会関係者にとっても未知数が一杯ですが、無事に全日程が開催されることを祈っています。






