2019‐2020年GPシリーズ開幕を目前にして | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

CBCのテレビ放送について記事を昨日、書いたところですが、どうやらここに来てISUからYouTubeでライストを配信するとのアナウンスがあったり、それを受けて土壇場でまたCBCがカナダにおけるライツを獲得したり、とドタバタしています。

 

 

 

実際にGPスケートアメリカが始まって、CBCのサイトでライストが観れるのかどうかを確認してからこの件についてはご報告したいと思います。(この他、クオンさんが果たす役割や、ディラン・モスコヴィッチさんが何らかのYouTube動画に登場するらしい、といった情報にについてもフォローしていきます)

 

まあいずれにしてもカートさんたちの解説チームが今シーズン(少なくとも前半)結成されないことは確定のようなので、それは残念です。

 

 

そして来週にはいよいよケロウナに向けて出発しますが、現地の天気予報を見ると日中でも気温は一桁台ということで、えらく寒そうですね。

 

 

 

 

 

5年前の大会の時はそんなに寒かった覚えがないのですが、たぶん、会場のお向かいのホテルに泊まってそことの行き来しかしていなかったからじゃないかとも思います。お越しになる皆さん、それ相応の防寒具を準備なさってください。

 

と、ここまで書いていてふと思ったのですが、まだ10月の半ばなのにすでに今シーズンが始まってからえらく長い時間が経過したような気がしているのは私だけかしら。

 

ジュニアGPシリーズが8月から早々に始まって、すでに終わってしまったこともありますが、シニアのB級大会が色々と話題を提供してくれたのも大きいです。フィギュア界のスーパースター・羽生結弦選手の初戦となった先月のオータムクラシックはもちろんのこと、その後に開催されたジャパン・オープン(まあこれは公式の「試合」ではありませんが)に登場したネイサン・チェン選手や宇野昌磨選手の新プログラムも多くのスケート・ファンが興味深くチェックしたことでしょう。JOではそれ以外にもザギトワ選手やツルソワ選手、それに対する紀平選手の高難度プログラム合戦がありました。宮原選手がローリー・ニコルに授けられた珠玉のプログラムも素晴らしかった!

 

その一週間後にまたまたフィンラディア杯、とひと休みしている間もない。ここでも繰り広げられた女子のハイレベルの戦いは一体、なんざます。トリプル・アクセルを入れただけではもう誰も驚かない、という時代になってしまったんですね。日本の女子も次から次へと有望な選手が台頭して来て頼もしいですが、クワッドや3Aを入れてようやくトップ争いに加われるという今シーズン、ロシア女子の勢いを止めることが果たして誰にできるのでしょうか。

 
しかしまだまだ息を切らしている場合ではありません。これから、これからが本番なのです。
 
グランプリ・シリーズを目前にして、私が一つ心しておこうと思うのは、ネット検索、ブログ巡りも良いけれど、もっと自分の目で見たこと、自分の感じたことを大切にする、という点です。
 
これは自分のブログに書く内容にも通じています。
 
大会の現場でリアルタイムで繰り広げられている試合の模様が、テレビで再構成されると、あるいは新聞や雑誌の記事で伝えられると、えらく違った印象になるのを何度も感じてきました。
 
競技に挑む全ての選手たちが、「ただのアスリート」として見せる顔。コーチ同士の意外にもあっけらかんとした(しかしリスペクトに満ちた)やり取り。各国のチーム関係者たちの人間模様、メディアの舞台裏の奔走や大会スタッフの役割などなど。そういった所はなかなか見えてこないけれど、全てが合わさって一つの大会が構成されているのは間違いない。
 
少なくとも自分がボランティアとして参加したイベントに関しては、そういった側面をお伝えできれば、と思っています。
 
今後ともよろしくお願いいたします。