(昨年の)オータムクラシックにおけるプレゼントの投げ込みについて訂正があったので該当箇所に赤で加筆しておきました。
皆様
西日本を直撃すると心配された大型台風がなんとか過ぎ去り、ホッとしています。と言いつつ、実は私自身、すでに一週間以上前にカナダに戻っとりまして、遠方から家族の安否をモニターするしか出来なかったのですが。
本当に申し訳ないほど、現在のオンタリオの気候は爽やかで肌寒いほどです。今日の夕方などは家の中にいても思わずセーターを取り出して羽織るほど。すみませーん。
さて、先週こちらに戻って来ると、裏庭のデッキに置いて行ったハーブの鉢が大賑わいになっていて驚きました。
中でも紫蘇がうっそうと生い茂っていて、すぐに収穫しました。
しばらく紫蘇料理が続きそうです。
昨日の朝、ウサギさんが訪れてくれましたが、気のせいかプランターをじっと見つめていました。取られないようにしないと。
昨日はオータム・クラシックが開催される Sixteen Mile Sports Complex まで、ボランティア仲間のYちゃんの運転で行ってきました。ここでペアの練習拠点を運営しているブルノー・マルコットとメーガン・デュハメル夫妻に会うためです。
昨年、オークビルまでいらした方々には見憶えるのある外観ですね。
メイン・エントランスから入って、外を見た感じです。このガラス張りの壁の前に、昨年は多くのお客さんが並んで入場を待ったのでした。
↓こちらは入って左の様子。第二、第三、第四リンクがずっと奥まで並んでいます。
そして右を見ると、第一リンクがあります。ここが大会の会場となるメイン・リンクです。
観客席はこうなっています。
今年は大型のバナーの掲載は禁止されています。
そしてプレゼントの投げ入れもダメ、です。大会要項のFAQには:
If I have a gift for an athlete how do I get it to them?
Gifts for athletes should be taken to the Skate Canada Ticketing table. No gifts should be thrown on the ice at any time.
とありますが、おそらく昨年も同様だったように記憶しています。
訂正箇所:失礼いたしました。事前に確認しておけば良かったのですが、昨年は「ぬいぐるみと花以外は投げ込みをしないでください」とFAQに書いてありましたので訂正します。
(今年のプレゼント投げ込みは一切、禁止」ということに変わりはありません。
そしてこの部分↓
理由はGP大会の様に収集用のチビッ子スケーターを必要人数、準備できないからということだと思うのですが、
に関しては、フラワーガールやフラワーボーイの人数が少ないのは確かなので以下の部分はそのままにしておきます。
「Yuzu'll Be Back」より
どんな時でも気配りを忘れない羽生選手が、大会の運営を助けるために自ら拾ってくれていた姿を憶えている方々も多いかと思います。ちなみに、大会当日はリンクの入り口に受付があるので、そこでプレゼントや手紙を渡していただければお気に入りの選手に届くことになっている、と連盟は言っています。
あと一カ月もしない内に、全世界が待ちかねているオータム・クラシックが開催されます。本当にドキドキしてきました。
そして毎年、この時期にトロントの北の地域で行われるシーズン前夜祭のような North York Summer Skate が15日から始まりました。この大会には例年、少なくともカナダの主な選手たちが集まってきます(かつては織田信成選手やカロリーナ・コストナー選手たちも出ていましたよ)。
初日にはシニア男子の試合があったのでライストをフォローしました。今シーズン、GP大会のアサインを二つ一つと、オータムクラシックへの出場権ももらったコンラッド・オーゼル選手がブライアン・オーサーさんに付き添われて出場、キーガン・メッシング選手やナム・ニューエン選手の姿もありました。カナダ男子は世界選手権の枠が一つになってしまったので来年1月のナショナルズはさぞ熾烈な争いとなることでしょう。
そんな中、新しいSPを "Blues for Klook" に乗せて滑ったナム君が素晴らしい演技を見せました。ジャンプが全てふわりと着氷され、その他のエレメンツも丁寧にこなして92.34の高得点を得ました。いや、このプログラム、彼にすっごく合ってますよ!
現時点ではDaily Motion で男子SPの映像が見られますのでリンクを置いておきます(いつまであるか分かりませんが):
https://www.dailymotion.com/video/x7g7bzv
なお、さきほどGolden Skate のテッド・フラットさんが行なったナム君のインタビュー動画を観たのですが、
けっこう長いインタビューであるにも関わらず、ナム君の表情が終始、とっても柔和で、何か一つ、「越えた」ような印象を受けました。話し方が非常に落ち着いていて表現も豊かで理路整然としているし、本当に大人になったんだな、と思いました。
幼い頃から天才だとか、カナダのホープだとか騒がれ続けた時期を経て、挫折や絶望を経験したナム君ですが、今は大学に通い、アルバイトをしながら自活していると楽しそうに話しています。今シーズンの彼の飛躍に期待したいと思います。
でもその前に、8月16日(金曜日)のフリーを観に行く予定にしていますので、またその模様をレポート出来ればと思います。
ライストは日本からでも見られるはずですので、リンクをどうぞ:
2019 Skate Ontario Sectional Series- North York Summer Skate Livestreaming links
RINK #1
RINK #2
イベント・スケジュールはこちら:
シニア男子は(トロント時間)8月16日の夕方6:55から始まります。