ちょうど一週間前、3月24日の日曜日、CBCのクルーに打ち上げの食事に誘われました。埼玉での世界選手権を終え、彼らは非常に楽しそうに色々と語り合っていました。
そういえば私は5年前、同じさいたまスーパーアリーナで開催された2014年の世界選手権をブログで詳細にレポートしたんだった、と思い出し、携帯でその頃の記事をスコット・ラッセルさんに見せました。
(以下の画像やCBCの番組の内容は2014年3月のブログ記事をコピペしています)
番組のオープニングから「そうそう、こういう出だしだったよね」とスコットさんが言い
「プラクティス・リンクでのインタビュー、この時も同じ場所だったな」と懐かしそうに続ける。
デュハラド、若い。ラッセルさんはそう変わっていないからすごいわ。
そして男子ショートの中継では、とても劇的でカッコいいナレーションだったことを私が伝えるととっても嬉しそう。
The Olympic Champion is in the house.
オリンピック・チャンピオン参上。
In a place where Mao Asada has been the idol of millions, and where Daisuke Takahashi has dominated the fans of figure skating,
浅田真央が万人のアイドルとして崇拝され、高橋大輔がフィギュア・スケート・ファンの間で君臨していた国に
A teenaged titan has emerged.
ティーンエイジャーの巨人が現われた。
Yuzuru Hanyu, delivered gold in Russia, and is now, the local hero.
羽生結弦、ロシアで金メダルをもたらし、今、彼こそがこの国のヒーローだ。
そしてこちらは同じく2014年大会、男子フリーの日の番組を扱った記事
より:
High stakes skating, high drama
掛け値が高い勝負、深まるドラマ
Yuzuru Hanyu, with no time to bask in his Olympic golden glow
羽生結弦はオリンピックの黄金の輝きに浸る間もない
His Spanish training partner Javier Fernandez has the upper hand
練習仲間のスペイン代表ハビエル・フェルナンデスだけでなく
So too does Tatsuki Machida, who made long strides in the short program
ショート・プログラムでは大躍進を遂げた町田樹が彼の上を行った
そしてここは見覚えのある、今年はモントリオール・ワールドのブースが設置された辺りの光景:
「あ、ここの映像、僕が撮ったんだ!」とカメラマンのデレックさんが言います。
SP後のインタビュー
フリー後のインタビュー
この短い動画の中で羽生選手がクオンさんに「あなたはどうしてスケートをするのが好きなの?」と聞かれた時の答えに関しても、
「もちろん、滑っている時の感覚、も楽しいけど、本当のことを言えば、ぼくは競うことが好き、だからスポーツとしてのスケートが好き」
って言ってたよね?あれは良いね、彼はとことん、COMPETITORなんだよね、
とCBCの皆さんに感心されていました。彼は真のアスリートだね、と。
降参しましょう。
そこんところを確認したうえで、次の記事で実際の競技を振り返ってみたいと思います。(前置き長い)