前の記事に「公開練習」と書きましたが、「公式練習」ですよね。
頭が回っていません。でもライストが見れて良かったです。テッドさんたちも男子の練習がいかに需要が高いかをご存じでしたから、必死で間に合うように頑張ったのだと思います。
さて、今夜はもう遅いので本当に箇条書きっぽくまとめます。
朝:8時45分会場到着。メディアセンター空っぽ。
ペアの練習の次は女子の練習。
徐々に新しいカメラマンさんや記者さんたちが現れるので、会場を案内する。中にオリンピック・チャンネルの記者さんがいました。スコットさんといいます。
フォトグラファーの方々は皆さん、それぞれにフォトポジションを試してみたりする時間です。ちなみにリンクサイドのポジションはすごく寒い。(後で「凍えました」と嘆くカメラマンさんが約一名あり。)
なんだかんだやってる内に皆様お待ちかねの男子練習が始まる。
カメラにターボが掛かったようにすごい音を立ててシャッターが押される。
練習終わる。
羽生選手、テレビの取材を長々と受け、ミックスゾーンにも現れる。記者、群がる。羽生選手、埋もれて見えなくなる。
今回は英語メディアにも時間が与えられ、羽生選手は全て、英語で答えていました。スミスさんも大喜び。
インタビューが一段落つくと、フィギュアスケート関係のフィットネス・マガジンのお姉さんがすごい押しの強さで羽生選手に自分とこの雑誌を渡して、写真を撮ってもらおうとする。それに快く応じる羽生選手にお姉さん、絶対に感動したと思う。
選手用のラウンジでドローが行われ、羽生選手が15番目を引く。出て来て、ジスラン・コーチとひとしきり戯れる。
この後、けっこう早々にペアの競技が始まりました。息つく間もない。
演技が終わるとリクエストがあった場合はミックスゾーンに連れて行きます。
そして女子の競技が始まり、やはり注目はメドベデワ選手。前髪をおろしてとっても可愛いです。オーサーさんとトレイシーさんに見守られていました。
演技後、彼女もテレ朝の取材に応え、あとはミックスゾーンへ。囲まれまくり、長い間、インタビューを受けていました。
この他、アメリカのテンネル選手とアンドルーズ選手もたくさんの取材を受けていました。
競技が終わるとメディアの皆さんは一斉に写真を送信したり、記事を書いたり、とまたひと仕事が待っています。
小海途さんに羽生選手の練習のお写真の評判が頗る良いことを伝えると嬉しそうでした。「日本の会社が夜通し、受け付けて載せてくれた」ということでした。そりゃあ、あんな素晴らしいショットの数々だったら待ってくれますよねえ。
ようやく会場から観客がはけて、見回りの時間が来たのですが、さきほどの「凍えた」カメラマンさんを連れて新しいポジションを設置しに行くと、驚くべき光景が。
メディアセンターに登録したカメラマンさんのために確保した場所のすぐ横に、プロ仕様のカメラやポールを堂々と立てて、しかもそれらをレールにテープで固定している人がいました。もちろん、一般の観客。
(去年とは違って)今回の大会では私自身、メディア関係の仕事に終始しているので、会場内のカメラポリシーの取り締まりはセキュリティの守備範囲と考えています。しかしさすがに目の前でここまでポリシーに違反してくれると、注意してテープから何から全て撤去してもらって、明日からはこういうことをしないでください、と注意しないわけには行きません。ちなみにカメラマンさんによると、この人はなんと早朝からこのポジションに陣取って、ずっと写真を撮り、ビデオカメラ二台を駆使して動画を撮り続けていたそうです。
さあ、明日はいよいよペア・女子のフリー、そして男子・アイスダンスの競技初日です。
帰宅したのは20時45分。
早く寝ないと。