ジュニアのグランプリシリーズはいち早く、8月のオーストラリア大会で始まっているわけですが、第2戦のオーストリア大会に私の注目しているカナダのジュニア男子選手、コンラッド・オーゼル君が出場しています。
昨日、ライストでSPを見守っていたのですが、冒頭のトリプル・アクセルを綺麗に決めたもののその後の3Loからのコンビネーションがちょっと乱れ(二つ目のジャンプ、トウループがダブルになり)、3つ目のトリプル・ルッツがパンクしてシングルとなり、ノーカウント。
うーむ、残念。
でも昨年よりはコレオグラフィーを綺麗に守り、スケーティング・スキルも上がっています。ジャンプのミスがなければトップ3には十分、入っていました。
それでも最終グループに残ったのでフリー(9月2日、現地時間の15時すぎスタート)では絶対に挽回してくれると信じています。
JGPオーストリア大会男子フリーのライストはこちらから:
https://www.youtube.com/watch?v=DPvkmiT08ZQ
リザルトはこちら:
http://www.isuresults.com/results/season1718/jgpaut2017/index.htm
頑張れ!! Go Conrad!!
さて、カナダのシニア選手たちはというと、毎年恒例のミシサガ市ハーシー・センターで行われるHIGH PERFORMANCE CAMP に集合して今シーズンのプログラムの調整に当たっています。
連盟主催のこのキャンプは、選手たちがシーズン開幕前にジャッジたちから直接、新しいプログラムに対するコメントやアドバイスをもらえる機会で、皆、いつも非常に緊張して挑みます。
ジャッジからのフィードバックを受けて、ショックを受けたり、不安になったり、確信を得たり、自信満々になったり、とそれぞれ収穫があるようです。
五輪シーズンの今年はメディアの注目度も高く、お馴染みのPjクオンさんや、ベヴァリー・スミスさんたちも早速、レポートしてくれています。
アイス・ダンスのウィーヴァー&ポジェ組に関するスミスさんの記事:
Weaver and Poje watch flood from afar
https://bevsmithwrites.wordpress.com/2017/08/31/weaver-and-poje-watch-flood-from-afar/
パトリック・チャン選手に関するスミスさんの記事:
Patrick Chan: Dust in the Wind
https://bevsmithwrites.wordpress.com/2017/08/31/patrick-chan-dust-in-the-wind/
クオンさん特有の楽しい写真やビデオ・レポはこちらからどうぞ:
https://twitter.com/skatingpj/media
クオンさんのツイッターより:ケヴィン君も元気そうで良かった!!
この他、Skate Canadaのツイッターや:
https://twitter.com/SkateCanada
のりのりナム君
TSNのツイッターなどにもなかなか面白い動画や画像がアップされていますのでぜひご覧ください:
セガン&ビロドー組ですね。
色々な情報が入ってきていますが、中でもテサモエの今年のFSの音楽が「ムーラン・ルージュ」のサウンドトラックだとか、ウィーヴァ&ポジェ組のFSは「スパルタカス」(しかもローリー・ニコル振り付け)だとか聞こえてきて、ほんと、いよいよ五輪シーズンが幕を開けたのだと実感します。
ソチ五輪では団体戦で銀メダルを獲得したチーム・カナダ。男女シングル競技に加え、ペアとアイスダンスの層が厚いので、総合力からすると平昌五輪では金メダルをじゅうぶん、狙えるでしょう。
こういう観点からもカナダ選手たちの仕上がりに要注目です。