試合場での羽生選手は、
新聞・雑誌やテレビなどのメディアによって作りあげられた「羽生結弦」のイメージからはかけ離れた、(ましてやファッション雑誌やコマーシャルにいたっては推して知るべし)
全てがそぎ落とされたアスリートの顔をしています。
己に対する厳しさ、勝つことへの執念、そして何よりも試合が終わった後の潔さ、
3年前のセントジョン大会で初めて競技中の羽生選手を目の当たりにして感じたことを、今年も再確認できたのは私にとって大きな収穫でした。
彼の出場した2013,2015年の大会レポートを読み返しても、ずっと変わらない彼のスケートへの取り組み方がくっきりと浮き彫りになって来ます。
本人はこれほどまでにぶれない、真っ直ぐな信念を持っているのに、周りが騒いで一体何になるのだろう、と改めて肝に銘じたことでした。
さて、そんな羽生選手に対しては言うまでもないことですが
16ヶ月後に迫ったオリンピックまでの道のりを共に乗り越えるために
ある素敵な言葉を皆様にご紹介します。
「STAY GOLD」
「金メダル」に引っ掛けても楽しいのですが、
それよりも
周りに汚されることなく
自分に忠実であり続け
黄金の輝きを失うな
自分に忠実であり続け
黄金の輝きを失うな
といったような気持ちが含められている言葉です。
アメリカの詩人ロバート・フロストの"Nothing gold can stay"という作品がベースになっているそうなのですが、1980年代に大ヒットした映画『アウトサイダーズ』にも何度か登場するセリフです。
そのような思いを込めて、日本から来たお友達にプレゼントしたのがこちら:
ハロウィーンだったのでお菓子も一緒に入れましたが、私の贔屓にしている「 STEAM CREAM社」の全身保湿用クリームの入った、その名も「STAY GOLD」デザインの缶。
これを見つけた時にはあまりにもピッタリなデザインと名前だったので迷わずお土産用にと選びました。
羽生選手にはやはりゴールドが似合うのだ。
皆さま、2016年スケートカナダ大会関連の記事を読んでくださってありがとうございました。
これからもちょこちょこと追加することはあるかもしれませんが、とりあえず、ロステレコム杯も始まることですし、いったんこれで終わりにしますね。
質問、リクエスト等受け付けますのでご遠慮なく。
さあ、これからも羽生選手を応援するぞおおおっ。
(あ、でも他の選手たちももちろん、暖かい目で見守って参ります。これもスケートカナダから学んだことですからね)