カーマイケルさん、フォトブックの件で頑張っていらっしゃいます。もう少しお待ちください。
さてそのカーマイケルさんからちょっと面白いリクエストを頂きましたので喜んで引き受けました。
ワールドで知り合ったフランスのフィギュアスケートファン、マリーさんとソフィーさんがとても素敵な応援バナーを作っているのでぜひ日本の読者さんにも披露してほしい、ということでした。
なるほど、拝見すると日本で作られているものとは趣向が違います。これもお国柄なのか?面白いですね。
ソフィさんとマリーさんは実は若い姉妹(34歳と24歳)、そしてなんとお二人ともお医者さんなんだそうです!
フィギュアスケート大好き、日本大好き、それが高じて日本語までお勉強中!!
フランスのブルターニュ地方の小さな町にお住まいで、そこから今回はボストン・ワールドへ、昨年の秋にはボンパール杯とバルセロナのGPFにも赴いたそうです。
日本のファンがたくさん、色とりどりのバナーを作っているのにインスピレーションを得て自分たちも手作りのものを考案されたということです。
では早速、お二人の力作をご紹介します。
まずはアイスダンスのシブタニ兄妹のバナー
そしてペアのヴォロソジャル&トランコフ、ペン&ジャン、スイ&ハン。
女子では宮原選手
男子は宇野選手
そしてクリケットブラザース
全て手作り、というバナーはその工程がとっても凝っていて、姉妹で分業が決まっているのだとか。ソフィーさんが絵を描いて絵具で着色して、マリーさんがカリグラフィーとお裁縫を担当。
バナーの素材はタフタ、そしてフレームも布製です。
宮原選手のバナーを例にとってそのステップを追って見ると。。。
でもでも、一番かわいいのはこれかも:
たくさんのスマイリーと各国の言語で書かれた「ありがとう」。心温まるバナーですね。
なお、寸法としては絵の描いてあるものは75 cm X 100cm、名前のバナーは75cmX50cm。
私の印象では選手の描き方がなんだかちょっとお城のタペストリーとか、中世のイルミネーション付きの書物に出て来そうな感じ?カリグラフィーを駆使して書かれた選手たちの名前がよけいにその雰囲気を醸し出しているのかな?
とにかく、いずれも心のこもった、素晴らしい作品です。
今度、会場でこのようなバナーを見つけたら、実物をご堪能ください。そしてソフィーさんとマリーさんを探して見てください。GPFではピンクのお揃いのセーターを着て、テレビに映ったそうですよ。
Merci Marie et Sophie!