トロント時間11月28日(土)の午後2時からようやくNHK杯の模様をCBCが放送してくれました。
解説はカート・ブラウニングとキャロル・レインで、当然のことながら羽生選手の演技に大興奮、大感激、絶賛の嵐でした。
これから聞き取ってまた訳したいと思いますが、現在アメリカの大学から長男が帰省しているので、仕上がるのは彼がまた向こうに戻って行く明日以降になると思われます。
でも今回、とっても嬉しかったのはいつも一人でポツネンと観ているスケート番組をこの息子が一緒に観てくれたこと。
しゃあないなあ、という顔をしながらも、自分もアスリートだからか、ちゃんと最後まで付き合ってくれました。
息子の競技はホッケーなので、同じ氷の上でスケートを履いて、という意味では感じる所もあるのでしょう。
ペアの演技のスロー・トリプルなどを観ていて
「フィギュアスケートってけっこう痛そうなスポーツやな。ようあんなに放り投げられて、スケートの刃一枚で着氷して、膝頭とか破損しないなあ」
などと感心してました。
(ちなみに息子は自分が膝に負担がかかるポジションなので気になるのだと思います)
でも一番、ウケたのは、羽生選手の演技を観ている時に発したコメントです。
「なんかこれまでの選手と全然ちゃうやん」
最後のジャンプを決めると
「あ、これで他の選手、みな『もうアカンわ』って思ったな」
そしてステップシークエンスに入ったところで(スクリーン左上に写っている技術点のカウンターを見て)
「もうええやん、二位の選手の点数より20点も勝ってるねんから、ここらへんで止めたら」
フィギュアスケートに「コールド勝ち」?初めて耳にしました。
まあでも羽生選手の凄さは十分、伝わった様でした。
ではCBCの聞き取り・翻訳、頑張ります。
ちょっとだけ予告しておきますと、カートさんもキャロルさんも、この歴史的な演技に居合わせられたことが光栄だった、素晴らしい特権を与えてもらった、というようなことをおっしゃってました。
そして二回目のトリプルアクセルのコンビネーションのところでカートさんが思わず、「え、マジで?この期に及んでこんな技やる?」みたいな感想をもらしていました。
あとカートさんはシェイリーン・ボーンの振り付けを賞賛しつつも、羽生選手がこのプログラムを自分のものにして、自分で感じて創り上げている部分がそこかしこに見られる、とも言ってました。
まあお楽しみに。