2014年スケートカナダ:早いものでもう帰る日 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...



昨日、スケートカナダ二日目、無良選手の感動のフリーが終わって、ペアとアイスダンスの競技の間、ちょっと休憩したり実際の演技を見たりできたのですが、それからまた女子の競技が始まると大忙しでした。

キスクラのカーテン裏に立って、選手たちが出たり入ったりする様子を見守ります。本当にここではそれぞれに対応の仕方が違って興味深いです。

そして第二グループが始まると緊張感が高まります。日本人女子の活躍を祈りました。

本郷選手のカルメンの艶やかなこと!長い手足が衣装と相まってよけいに伸びやかに見えます。観客たちもその美しさに見とれているのが何となく伝わって来るから不思議です。演技が終わってスロー再生がスクリーンに映し出され、本郷選手のアップになるとため息のようなものが聞こえます。

そして続く宮原選手。これが決して私の思い過ごしではないと思うのですが、最初の登場の仕方からして、昨日よりも意識して動作を大きく、アピールしている様でした。まあプログラムの雰囲気もあるのでしょうが、ショートではどことなく落ち着いた、控えめな動きでしたが、フリーでは違いました。

赤い衣装が情熱を秘めた女性を演じるのによく合っています。そして演技が始まり、どんどんエレメンツをこなしていく宮原選手。裏で見ている者も皆、「おお」「すごい」「うわー」「いやこれはちょっとすごいんじゃない」「ひええ」などといちいち盛り上がります。

そしてあっという間に最後のスピン。もうこの辺りから観客が大きな歓声を上げています。そして今日一番の大きな歓声。今、書いていても涙がジワッと出てきます。

あんなに小さな体のどこに、あれだけのパッションが秘められているんだろう。やっぱり彼女のあの目のキラキラは熱いアスリートの心の燃えている印なんだ、と確信しました。

もー、なんだか朝の無良選手に引き続き、このスケートカナダ大会で観客を盛り上げたのは日本人選手だったのだと思うととっても嬉しい!!

その後、まだ上位選手が滑ることになっていましたが、これはおそらく表彰台だろう、と私は思いました。

ふたを開けてみれば見事に三位。すごいです、サトコちゃん!!

また、この続きは後ほど追記しますが、これから朝食を取って、チェックアウトし、トロントへと戻る用意をします。

では取り急ぎ、昨日の興奮をお伝えしたくてアップしました。