あと二週間ほどで、姪っ子(主人の姉の長女)が結婚します。
一昨日(日曜日)には彼女の親友とそのお母さんがご自宅で「Bridal Shower」なるものを催してくださり、10人ほどの家族やお友達が集まりました。このイベントでは通常、花嫁になる女性に色々なプレゼントが贈られます。主に家庭用品ということになっていますが、最近ではあまりこだわらずに、とにかく彼女が喜びそうなものを選べば良いようです(ちなみに私は姪っ子が凝っているヨガのグッズを贈りました)。
カナダに来るまで知らなかったのですが、こちらでは結婚式に至るまでに幾つかのイベントが組まれることになっているんですね。
結婚が近くなると女性の側ではこの「ブライダル・シャワー」、そしてごく近しい(同年齢の)女性たちだけが参加する「Bachelorette Party」もあります。後者は「独身最後に羽目を外す」のが名目なので、かなりハチャメチャな内容になることもあるみたいです。男性の側にも「Stag」という同じような主旨のパーティがあり、こちらは本当にキワドイことをする場合もあると聞きます。
私たちの結婚式はもう23年前にも遡りますが、私がカナダに来て間もなかったため、このような決まりごとには疎かったです。
そういえばブライダル・シャワーもしてもらわなかったし(家族も友達も皆、日本にいたので)、ドンチャン騒ぎもしなかったなあ(していい、って知らなかった!)。
損した、という気がします。
さて、結婚式当日のことになりますが、日本と違うのは花嫁側にも花婿側にもそれぞれ同性の「お付き」の人が何人かつくということ。姉妹、兄弟、親戚、親友で構成されるこの集団(「ブライダル・パーティ」)は服装も統一するのが常で、女性は同色のドレス、男性はタキシードが多いのです。
この写真↑ではちっちゃな女の子も参加していますが、お花を持って女性陣の先頭に立ち、教会に入っていく役割を担います。
そういえば今度、結婚する姪っ子も、私たちの結婚式ではそのフラワーガールを務めてくれました。当時、3才だった彼女がめでたく嫁ぐのですから年月が経つのは速いものです。
私たちの結婚式はトロント大学のチャペルで執り行われましたが、姪っ子たちもトロント大学のホールで式を挙げます。そんな共通点もあって、今回の結婚式は感慨深いものになるに違いありません。
また結婚式本番の報告は後日にさせていただきますね~。