育った家庭環境のせいかしら、私は根っからのスポーツファンです。それも自分がやる方ではなく、観る方。
カナダの国技であるホッケーはもちろん大ファンですが、子供の頃からよく観たスポーツを挙げていけば:
ラグビー(父や兄が選手だったので)、
プロテニス(ボルグやヴィラスが全盛期だった1970年代が特に)、
野球(日本のプロ野球もMLBも)、
アメリカン・フットボール(通っていた大学が日本一強かった)、
サッカー(女子サッカーは日本が強くなってから)、
フィギュア・スケート(カルガリーオリンピック辺りから)
などなど、きりがありません。
ところで、こちらではスポーツ専門のテレビチャンネルやラジオ局がいくつもあります。
私は車に乗ったら即、「FAN590」という局をカーラジオでつけるのですが、うちの主人に言わせると「女で日がな、そんなの聴いてるのはお前くらい」だそうです。確かにそのラジオ局で流れるCMの内容に気をつけていると、オッサン向けのものが多い。
それでもめげずに毎日、聴いています。そのおかげで、スポーツ全般において、家族の誰よりも早く、試合結果や、誰がトレードされたとか、どの監督が解雇されたとか、情報を得ているのは私です。
さて、今週、注目しているのはフィギュアスケートの世界選手権です。アイスダンスはカナダのVIRTUE & MOIR 組が優勝して嬉しかったです。この二人は11歳のときから一緒に滑っているとかで、息があっているのも当然という感じです。
女子はぜひ、日本勢に頑張ってほしいし、男子も高橋選手や羽生選手にメダルを獲ってほしいです。ペアはこのところ、あまり好きな種目ではありません。
ちょっと話がそれますが、うちは長男がかなり真剣にホッケーに取り組んできたもので、トップ・アスリートへの道のりがどれだけ険しいのかはよく分かっているつもりです。家族全員を巻き込んでの大仕事になったりもします。なので今日もスケーターたちの演技を観ながら、思わずその人たちの積み重ねて来た練習や、克服してきた怪我、ありがたい周囲の協力、などをつい思い浮かべては目頭が熱くなります(まあこれは老化のせいもありますが)。
そして脚光を浴びる選手たちがほんの一握りであること、これ以外に何百人、何千人もの、夢がやぶれた若者たちがいたこと、なども考えてしまいます。そうすると、大会や試合を観るにも、より深い味わいが出るんです。
この話題になると本当に夜が明けるまで語ってしまいそうです。
今回はとにかく「ああ、スポーツっていいわあ」ということが言いたいだけだったんですけどね。