コンフィデンスマンJP プリンセス編 | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020)

監督 田中亮(『コンフィデンスマン』シリーズ、他)

脚本 古沢良太(『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズ、『鈴木先生』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『コンフィデンスマン』シリーズ、他)

 

世界的大富豪シンガポールのレイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなり、10兆円ともされる遺産相続合戦が始まる。

順当なら、ブリジット・フウ(ビビアン・スー)クリストファー・フウ(古川雄大)アンドリュー・フウ(白濱亜嵐)の三人の子供たちに相続されるが、執事のトニー(柴田恭兵)が預かった遺書には四番目の子供、婚外子ミシェルに家督含む遺産を継がせるというものだった。話を聞きつけた人間が次々に名乗りをあげるが、すぐに嘘とバレる。そんな中、最強詐欺師ダー子(長澤まさみ)も半年に渡る準備期間をもうけてリチャード(小日向文世)ボクちゃん(東出昌大)、オマケの五十嵐(小手伸也)と共に参戦。ミシェルとなるのは、詐欺師ヤマンバ(濱田マリ)に不当に扱われていた身寄りなしのコックリ(関水渚)をスカウト。

当主お披露目のパーティには、これまで関わった詐欺師達が大集合し、思わぬ展開と饗宴となる。

 

波子(広末涼子)スタア(竹内結子)は仲間として協力。ジェシー(三浦春馬)はおこぼれにあずかることになり、宿敵マフィアの赤星(江口洋介)が実質やりあう相手。

 

その他の出演者、滝藤賢一、濱田岳、前田敦子、織田梨沙、瀧川英次、生瀬勝久、石黒賢、デヴィ・スカルノ、GACKT、ジャッキーちゃん、榎木智一、等々。

 

オープニング、「他人より優れていることが高貴なのではない、本当の高貴とは過去の自分自身より優れていることにある(アーネスト・ヘミングウェイ)」と名言が記され、これが今回のテーマとなっている。その上で、ダー子の「私たちは何にでもなれる、なりたいと思ったものになれる、本物も偽物もない、信じればそれが真実」が生きる。

 

笑えるし泣けるし、話が二重に進んでて、どんでん返しが鮮やかで、今回も面白かった。

東出昌大はへたくそなので嫌いなんだけど、今回は良かった。悪目立ちしてなかったからかな。

長澤まさみを好きになったのも、このTVシリーズの「コンフィデンスマン」でだった。陰湿なキャラから底抜けに明るいキャラまで振り幅が広い。

 

★★★★★

 

 

前半、アンドリューが白濱亜嵐だとは気づかなかった。きれいにキャラにはまっていたんで。

 

 

 

配給 東宝