下衆の愛 | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『下衆の愛』(2015)

監督脚本 内田英治(『獣道』、『全裸監督』『湘南純愛組!』他)

 

渋川清彦、でんでん、古舘寛治、忍成修吾、木下ほうか、津田寛治、内田慈、他。

 

みごとなまでのクズっぷりで、終わったから笑いしか出ないw

なんだろ、序盤から中盤、最後の最後までどうしようもないゲス野郎の生態見せられてるんだけど、終わるとほんと笑いしか出なくて、そしてなんとも言えないすっきりした気分になる映画だった。

 

昔、確かに映画を撮ったことはあるけれど、過去の栄光。今やニートの自称映画監督の青木は、唯一片腕のスタッフマモルとインディーズではあるけれど映画を作るべくゆるい活動をしていた。制作費もないので半ば詐欺みたいなものだが、女優と脚本家を募集したら、ミナミとケンが引っかかってきた。

青木には撮れてもAVくらいなもんで、マモルがハメ撮りでなんとか稼いでる現状、当然、青木には真剣に映画と向き合う気力は萎えていて、毎日女優志望の女に手を出して自堕落に生きているだけだ。

役をもらうためには体も許すという女たちの中で、ミナミだけは拒絶した。そして才能もあった。青木はミナミに夢中になるが、ミナミはケンが好きだった。

ある日、ケンの脚本(だけども自分で書いたと言い張る青木w)でミナミを主役に撮ると決めたことで、劇団員の反感を買う。ちょうどまあまあ有名なカノ監督と一席もうけた時で、次の主役を反故にされたキョウコがミナミをはめる。ミナミはカノ監督の手中に落ちて青木のもとを去るが、それからの躍進がめざましく、まさに体を張ってのし上がっていく女優魂といったところ。成功への道をたどるミナミ。

その間、逆に青木はもちろん、ケンも冴えなくて停滞していた。ミナミはいっぱしの女優となり、青木に火をつける。今度こそ青木は気持ちを改めて映画を撮るのか…!?

 

映画に魅せられた男たちの、インディーズ映画界の哀愁を描いた作品。かな。

ぐずくずに堕ちて喘ぐことしか出来ない男と、捨て身になった女の強さの対比が、ありふれた形とはいえ面白かった。

 

★★★★

 

 

 

芸能界は枕営業が朝飯だと言われているが…。

最近色々暴露されてたり…。闇深い世界だ。