アカギ | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『アカギ』BSスカパー!

原作は福本伸行の漫画。
(2015)全10話
(2017)全5話
(2018)全3話

本郷奏多、津川雅彦、田中要次、神保悟志、眞島秀和、鹿賀丈史、他。

2015年放映分
舞台は昭和40年鷲巣邸。伝説の闇麻雀が始まる。それは闇の帝王鷲巣巌とアカギ(赤木しげる19歳時)の金と血液(命)を賭けた麻雀で、鷲巣は6億の全財産を賭け、アカギは致死量の血液2000㏄を賭ける。ちなみに、体内の血液は1/3を失った頃より意識が朦朧となり、1/2を失う頃には死ぬ。体重比で、アカギの場合は2000ccが致死量だとされた。レートは1000点で100万、100万は100ccの血液に代わる。都度の勝敗の結果でお金か血液を選ぶ。
また、この麻雀は鷲巣独自のルールがある「鷲巣麻雀」で、基本的にタイマン。それぞれ1人のサポートが入るので2対2になる。1種4牌中3牌が透明牌で、相手に見えるようになっている。牌は積まず、中央の穴から取る。その際指の腹で牌がわからないよう利き手に手袋着用。ドラは別に置き場を設けている。(その他細かいところはわからない(^_^;)

延々と麻雀が続く。1話4〜50分。用語もわからなければ手もわからないので、牌の説明されても理解できないんだけど、やばい局面だっていう演技は見て取れるから、まあ面白かった。

アカギは喫煙者なのだけど、本郷奏多、慣れてないのが丸わかりだった。ふかしてるだけだし。ここはしっかり演じて欲しかった。津川雅彦がうまくて濃いだけに。てゆか、未成年喫煙やないけ!w 物語上w
これ、当時見たことあるなと思ったら、1話だけはスカパー入ってなくても見れたらしい。

2016年放映分 竜崎・矢木編、市川編
昭和33年に遡り、アカギ13歳の頃(いや、さすがに見えないから)。てゆか酒も煙草もこの時点でやっとるやないけww 

とある事件を起こし、たまたま逃げ入ったところが雀荘で、借金300万をかけで南郷という男がヤクザの竜崎と勝負をしているところだった。アカギはここで初めて麻雀を知り、南郷の代わりに卓につく。打つごとに才能を開花させていくアカギに、竜崎自身では状況が危なくなったため、代打ちの矢木に代わるが…。
次に竹内組組長の宮内邸で盲目の市川と勝負をすることになる。

前回より説明が詳しい。それでも私にはわかんないけどw
眞島秀和好演だった。

2017年放映分 鷲巣麻雀完結編
鷲巣麻雀完結編。3年を経ての続編、完結編はつらいな。同日の話だから。やはり見た目が違ってきてる。鷲巣役の津川雅彦に至っては口調まで衰えが見える。鷲巣の手下たちの雰囲気も変わってる。照明も変わってる。それに本郷奏多の喫煙がうまくなってるw

全編、ただただ麻雀をやってるだけだけど、総じて面白かった。
気になってた生死に執着がないアカギの背景は、わからないままだった。必要ないとは思うけど。

★★★★


本郷奏多の牌を切る手指がとってもきれいでスマート。もともときれいな手をしてるんだけど、それが一層光る感じで、手慣れてるなと思ったら、実際麻雀やってるそうで。やはりこの漫画がきっかけで、それから麻雀ゲームへ流れたということらしい。なるほど。