図鑑に載ってない虫 | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『図鑑に載ってない虫』(2007)

監督脚本三木聡
 
伊勢谷友介、水野美紀、松尾スズキ、菊池凛子、ふせえり、岩松了、松重豊、片桐はいり、田中哲司、高橋恵子、園子温、他。
 
「月刊黒い本」を刊行している弱小出版社に勤める「俺」は、編集長から次号に掲載する人間を仮死状態に出来る虫「死にモドキ」について調べるように依頼される。
「俺」はとりあえず友達のアル中エンドーと、カメラマンの真島を誘って虫を探しに行くことにするが、真島の部屋へ行くとそこにはヤクザがいて、真島は行方不明になっていた。
そんなわけでまずは真島を探しながらの「死にモドキ」調査の旅に出ることになるが、途中出会ったリストカット痕だらけの死にたい女サヨコ、先のヤクザ目玉のおっちゃん、その舎弟チョロリとも行動を共にすることに。
たまたま真島のカメラを入手したことから、臨死体験ショー(見世物小屋的なやつ)にたどり着き、師匠という人の存在を知り、結局真島と師匠は同じ所にいて「死にモドキ」に少しずつ近づいていく。
 
この世は夢か現か。
 
★★★(★)
 
 
ふせえりのチョロリが強烈。ホームレスを乞食と言うあたり、見世物小屋が出るあたり、この十数年での社会常識の変容ぶりに窮屈さを感じる。
小道具や小ネタのギャグが多く、まあ、ギャグ映画。
 
iBook出てきて懐かしかった。
 
 
(こちら、アマプラ見放題まもなく終了の作品)