言葉の力――誕生日に思う | ことのは徒然

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日々の徒然に思いついたことを書き留めてます。

先週、ン歳の誕生日を迎えました。

 

4月から大学生になり、

遠方で一人暮らしを始めた次女から、

誕プレが届きました。

北海道の海の幸。

 

バイト始めたから奮発したと。

私の大好きなホタテといくら飛び出すハート

 

5年分、前払いだそうですびっくり

誕プレの前払いとか、

初めて聞いたわ爆  笑爆  笑爆  笑

 

次女らしくて笑いますが、

実家にいたころは、私の誕生日なんて、全然気にもかけてなかったことを思うと、

離れたことで、親の姿が見えたのかもな、と思ったりして。

なんか、このあたりにも、親子関係に関するおもしろいヒントが隠れていそうだと感じています。

 

まあ、そういうことは、

また別の機会に考えるとして、

難しいこと抜きに、素直にうれしかった。

 

 

長女は毎年、仕事場に置く小物を贈ってくれます。

今年はハーバリウム。

 

私の好きなアシッドカラー。

ぱっと目を引く大きめの花も好み。

 

みごとに「相手の好きそうなもの」を見繕ってくるあたり、

ホントによく人のことを見ている。

 

 

でも、何よりもうれしかったのは。

それぞれの娘とゆっくり話ができたこと。

 

朝8時には、次女からの電話。

 

4月に北海道に行って以来、

「〇〇送って。」

「○○のお金振り込んで。」

以外は音信不通状態。

まあ、私も学生のころはそんなもんだったので、因果応報って、諦めてたけど。

 

でも、誕生日のお祝いには電話してくれるんだな、と思うと、かなりうれしい。

2時間近く近況報告を受けました。

親元を離れ、生き生きと新しい体験を積み重ねている話に、エネルギーをもらいました。

 

午後は長女。

昼食後の何気ない雑談から話が深まり、

なんと4時間半!

かなり深い話を延々と。

 

数年前。

親子関係が崩壊寸前だったことを思えば

奇跡的な回復。

 

ほんとうに何よりの誕生日プレゼントだった。

 

 

親子関係のキモは言葉。

話す言葉と話さない言葉の選択。

言葉にならない言葉のコントロール。

そのための思考のあり方。

 

苦労した私だからこそ

伝えられるものがあるんじゃないかと思ってる。

 

コツの1つは。

子供が自発的に話し始めたときの対応と言葉選び。

 

数年前。

とある事件をきっかけに、

私が少し考え方を変えて、

言葉に少し気をつけたことで、

子供たちが心を開いてくれるようになり、

積極的に自分のことを語ってくれるようになった。

 

親子関係は、

いつからでも変えられる。

 

「ことのは」の力が

やさしい親子関係を育むことを

多くの人に知ってもらいたい。

 

そして、

親子関係が安定すると、

子供は勝手に考え、

勝手に学ぶようになる。

 

思いを新たにした1日でもありました。