社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。【1話】
あ、足音が…w公式サイト ほぼほぼブラックな会社に勤め残業や深夜作業が日常茶飯事の生活に疲れ果てていた伏原はある日の深夜作業中に「立ち去れ」という心霊現象風の声を聞くが、仕事の邪魔をされた怒りに任せ声の発する場所を探す。 コピー機の陰に隠れて伏原を立ち去らせようとしていたのは彼女の体調を心配した幼女の幽霊で、まだ年端も行かないようなその子は伏原に見つかってしまって涙目になっておりとても邪悪なものとは思えなかった。 何よりも伏原にとっては可愛らしい幽霊であったため、幽霊の意図とは裏腹に癒された伏原は劇的に回復し激務をものともせず仕事を捗らせるのだった。実は本作は原作既読でして、もう少し可愛いかと期待していた原作はそこまででもなかったのですが、アニメ化と聞いて真っ先に心配だったのは同じ点でした。世の「可愛い」にはそれはもう様々なものがあって、それはいずれも確かに可愛いではあるのですけど、人によって何が可愛いと感じるかもまた千差万別。そうした意味で本作は、あまりに見た目の可愛さに振れ過ぎている感じがして、行動や発想の可愛さという方向があまり大きくなかった。加えて伏原が可愛いに癒されて回復したり元気になったりするくだりが一通りは面白かったが、リアクション芸人と同じですぐに飽きてしまう。原作を1巻だけ読んで止めてしまったのはまさにこの点が理由で、これtwitterに上げる落書きマンガとかpixivでちょこちょこと描き続けてるマンガだったらそういうものなんだけども、ストーリー物…とまでは行かずとも商業ベースで連載する作品としては弱い、少なくともマンガなら4ページもの、アニメなら短尺でないと厳しいと思うのです。果たして30分アニメとなった本作を観てその懸念は現実のものとなり、品質は決して悪くないものの原作の問題で少し評価を落としてしまう微妙なものとなってしまいました。かわいいは正義なので、本作はかわいいから良いじゃないかという向きにはそれで良いと思いますしそこを否定するものではないですが、私には本作はそこまで届かなかったということですね。古くは苺ましまろやらき☆すた、一連のきらら作品群、SHOW BY ROCK!!のシリーズなどでは可愛いが正義で筋を通してきましたが、これらは決して見た目だけではなくその行動や発想が可愛かったので細かいことは捨て置けた。翻って本作では私はどうも幽霊ちゃんとみゃーこの対比であったり、彼女たちの知識レベルの不統一性であったり、現在に至るまでの経緯であったりなど、可愛ければどうでも良いことがいちいち引っかかってしまう。恐らくそれは何かの「作られた感」を嗅ぎ取ってしまっているためと思われ、没入感を阻害してしまう最悪の結果として出てしまっているわけです。繰り返しますがこれは私に限ってのことですので、本作が良いと思われる方も素晴らしいと思われる方も大好きと思われる方もおられましょうし、それはそれで結構なことですしむしろ羨ましいです。私はダメだあんま評価できずにいます…元がtwitterマンガなので同じスタイルで前後とか関係なく4コマかなんかで少量ずつやってた方が良かったのではと思っています。スタジオも演者も悪くないです。project No.9 は今期は恋せかもやっててまぁ制作時期がどうなのかは知りませんが私には恋せかのが響きましたかねぇ。声優陣は伏原にひーさんを、幽霊ちゃんにちゃんりな、その他にここちゃん・まれいたそ・きゃりさん・あすみす・かやのんとまぁ豪華メンバーです。OP/EDもきゃりさんとまれいたそ、楽曲も別に悪くない…私にはさほど一発でこれだってほどには響かなかったけども。こういうトコも作品の評価に引っ張られちゃってるんかなぁ。客観的になりたいwどうしようかな、観たくないってほど酷くも退屈でもないのですよね。何も考えずに観ることが出来るという点では恋せかも同じなんですがうーんwいやまぁ観ないって選択肢はないか…。あ、あと幽霊ちゃんの足音があんま可愛くない。若干機械的というか…普通にぴょこぴょこする音で良かったんじゃないでしょうかね。たいしたこっちゃありませんがw