宮沢の森たより №134号 2024-4-14 | 宮沢の森便り

宮沢の森便り

横浜市瀬谷区の住宅地の中に宮沢ふれあい樹林があります。
このふれあい樹林で緑豊かな心休まる素朴な香りが味わえる場を
守り育てる為の活動を行っているのが宮沢の森愛護会です。

ぶらり観てある記

春の嵐に会いながらなんとか花を維持した桜も散り始めました。

季節はやはり一歩一歩変化しているのですね。

今週(14日の週)は平年比2℃以上高い日が続くとの予報だがやはり異常気象でしょうね。

今年の夏は酷暑の連続?地球誕生以降約46億年をかけて作り上げた自然を僅か約200年(産業革命は18世紀半ばから19世紀)で再起不能な地球となってしまった。

平均気温は既に1.2℃上昇。台風の発生個数は減少するが発生したら強力なものになるとか。今年以降の秋も心配です・・・すでにどうすることも出来ません。非常時の準備をしっかりしてぶら~りと歩こう。

サクラの絨毯になった川辺の散策路  今年の春もおしまいです。

 

ここからは何時ものように娘からの便りより

春のキノコのアミガサタケで日本のマツタケ同様ヨーロッパでは珍重されるキノコだそうです。

 

ヒトリシズカ(センリョウ科)

静御前に似合わず群生する。奥州合戦で鎌倉軍に殺された義経と多数の従者の亡霊らしい

 

センニンソウ(キンポウゲ科)

花後に出来る実(そう果)に付く白いひげ状のものが仙人の白髪の様に見える

 

カキドオシ(シソ科)

名前の語源は丸い硬貨状の葉を付けて垣根を越えて隣の庭まだ伸びるから。

別名レンセンソウ(連銭草)

 

ここからは自分の写真

ノヂシャ(オミナエシ科)

茎が数回二股に分岐した後に花を付ける。欧米ではコーンサラダと呼ばれ人気があるらしい

 

クサイチゴ(バラ科)

種名にクサと付くが落葉低木。花の付く小枝は3個の小葉、その他は5個の小葉。

1㎝程の果実が付き赤く熟したら食べられる

 

クワ((クワ科)

カイコの餌として古来より重要な作物。樹木全体が神の木と言われ薬効があるようです

 

ムサシアブミ(サトイモ科)

葉は2個でそれぞれ小葉を3個。語源は仏炎苞(濃い茶色の部分)が鐙(あぶみ)に似ているから。

 

ハナイバナ(ムラサキ科)  葉内花(葉と葉の間に花)

小さな花でキュウリグサに似るが花は葉わきに1個ずつ付け花冠の中心が黄色みを帯びないのがキュウリグサとの違い。