ぶらり観てある記
3月末の気温が激しく乱高下。初夏を思わせる一方寒の戻りのごときの気温。横浜の桜も開花しようかそれとも待とうかどちらにしようかと迷った挙句4月1日にようやく開花宣言。
平年より7日、去年より17日遅いとか。これも異常気象の一端の現象か?
今回も3月30日、31日の陽気に誘われてぶら~り。下手な写真を羅列いたします。ご笑覧ください。
3月30日
レンゲ(別名ゲンゲ・レンゲソウ)輪になって咲いていることから蓮華。
田んぼの緑肥としてどこででも見れたが今は珍しい花に。
ヤマザクラが葉の展開と同時に開花
公園の薄暗い場所の一部に群生したシャガ。中国からの帰化植物
子供達にはすぐ覚えてもらえる名前「アブラチャン」(シロモジ属)
細い幹が固まって出ているので判別しやすい。
アブラチャンの花 小さい花が数個固まって咲く
森の奥にあったイヌシデ(望遠レンズで撮影)
通路に落ちていたイヌシデの雄花。触ると柔らかく毛虫の様。
これが落ちていたので上を探してら高台にこの木があった。
花穂が2~3個の小花から成るヒュウガミズキ。
似たようなもので小花が5~6個から成るトサミズキがあります。
「花数が少ない方が名前が長い」と覚えました。
馬酔木と書いてアセビ。有毒植物で奈良公園に多いのは鹿が食べないからだそうです。
扁平なユリノキ(別名ハンテンノキ)の頂芽。
モミジイチゴの花。黄色い実が出来るのが楽しみです。
3月31日
森の観察エリア。キツネノカミソリの新芽が伸びました。
周りの草や頭上の木の葉が茂るまでに太陽光を独り占めして栄養分を蓄える。
周りの藪に負けずと咲くタチツボスミレ
今年も森のいたるところに咲いたカントウタンポポ。
住宅地でこれほどの数が多い場所は今では珍しいのでは?
新芽が赤いカナメモチ。新芽は一般的には緑色だがなぜこの葉は赤いの?
紅葉と同じくアントシアニンという色素が発生するからだが、なぜ発生するかはいろいろな説がある。
①新芽や新葉は柔らかいので紫外線等の光から保護する
②食害する生物(イモムシなど)から隠ぺいするなどの説があります。
大正初期に欧州、地中海から帰化した新顔のツタバウンラン。
繁殖力旺盛で石垣などに張り付いて広がる。
以下2点は似た者同士 どちらもカタバミ科
こちらの花は全体が淡紫色のムラサキカタバミ
こちらは花の中心が濃い紫色のイモカタバミ
土手一面がセイヨウアブラナ(葉の基部が茎を抱く。カラシナは抱かない)
橋と川とハナモモ。
いつ見ても感心するオオイヌノフグリのきれいさ
フキとフキノトウと同じように分業するつくし(胞子を飛ばす)スギナ(栄養分の製造)
ヘビイチゴの花に似るが萼の形が違うミツバツチグリ
在来のオドリコソウは見れなくなり代わって外来のヒメオドリコソウが主体に。
今回も下手な写真の羅列ですみませんでした。ご笑覧ありがとうございます。