『undo + PiCNiC 4Kリマスター』
undo-picnic4k.jp
どちらも本放送ではなくレンタルビデオで視聴している。
その時の感覚で観たらどちらも全く覚えてないシーンが山程あり驚く。
undo
【感想】
強迫性緊縛症候群。
岩井俊二監督の造語であり架空の病名。
どのシーンも写実的で耽美。
しかし1部屋の中に張り巡らせられた紐やロープの幾何学模様な世界観はある種、グロテスクと耽美の境界線をきっちりと美しさに寄り添い歩く。
また山口智子さんの眼力と可愛さはどうだ?しかも45分という尺をフルに使い少なく台詞を、アドリブとは呼べないもっと上位クラスのセッションで豊川悦司さん山口智子さん2人のせめぎ合いが極上すぎて緊張感がずっと持続する。
演出的な角度やアップで撮りたいシーンなどもあるだろとは思うが、
それらを上回る2人のせめぎ合いは全てが意味づけされているが如く、岩井俊二監督の意図しているところと意図していないところが膨れ上がっているのが分かる。それこそこれが化学反応だと思える心地よさ。
PiCNiC
【感想】
これは若しかしたらキャストに出会ってから書き上げた当て書きではないだろうか?そう思えるほどこの作品に漂う闇感は触れてはならない近未来の世界観を感じる。全ての絵面がキマっていて、どのシーンを切り取っても絵はがきになる美しさ。兎に角ヴィジュアルが極上。
CHARAのカラスをイメージしたフォルムがめっちゃ美しく、多分当時、いや僕は撮影現場には居なかったのだけど(笑)高い壁の上を歩くCHARAを観て極限まで胸が高鳴ったに違いない。短いシーンかもしれないが永遠にフィルムを回していたい。そんな衝動に駆られたに違いない。
それぐらい長回しする事が正義!くらい観ていたいシーンだった。
ラスト!
大画面で観るべき美しい嘘だった。


