6月14日(土)
《日本劇作家大会2014 豊岡大会》
二本松企画「松野井雅ひとり芝居~万華鏡三景~」観劇。
@城崎温泉街 ゴールド劇場
22:30
作・演出:赤澤ムック
出演:松野井 雅
出演:松野井 雅
【感想】
石田1967、今年No.1
極上の空間だった!
石田1967、今年No.1
極上の空間だった!
赤澤さんの強さに倍計上!!
上記のような書きなぐった雑文をツイッターに失礼ながら、あげさせて頂いた。
いや本当に素晴らしい空間だった。
そこは、
6畳一間の空間で、1mほどの高さに舞台があって、
部屋の3分の一ほどが舞台。
後は客席。
3人掛けの椅子が4脚と、丸椅子が6~7脚。
残りは立ち見・・・という状況。
入り口横には別の出口があって、
そちらからはピンボール台(7台くらい)が並べられた遊技場施設を通って外に出られる。
そんな異空間。
下記に記された宣伝文に、
言い知れぬ何かを感じて即参加!
ではその文を抜粋してみます。
── その昔、城崎温泉に何軒もあったストリップ小屋。 今は時代の流れで全て閉館。 しかし、劇作家大会の期間だけ、復活します。 妖しげな昭和のレッドライトのもと、女の性(さが)を語るは、伝説の女優・松野井雅。 毎回15名。選ばれた者だけが見ることのできる徒花の失楽園。
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物語は3人の女が悲喜交々の昭和ブルース。
それがかなりの物量でその場を支配する。
それがかなりの物量でその場を支配する。
それはもう松野井雅さんの発する力が大き過ぎて、
何もかもが強烈だったのである。
僕は全力で松野井さんの芝居に敬意を表します!!
その場末のストリップ劇場に住まう女主人、
何人もの女がこの劇場を通り過ぎて行った事をとうとうと伝えつつ、
目の前の客に 「若い女の子は居ないよ」 と言い放ち、
「いやだよ、私なんかの裸が見たいのかい?やだねぇ」
と、にべもなく語りはより饒舌になる。
カラスの濡れ場色のような着物に、黒いショールを肩に掛けるだけで老婆を演出するフォーマットは幾らでも観てきた。が、何故か気圧される。
この濃密な閉鎖された空間だからか、松野井さんの雅なる所作が耽美なるが故に遣わされたからか?
とにかく首の傾ける角度、
髪が耳をすり抜け頬にかぶり目線をギリで隠してしまう風情に、
視線が吸い寄せられ外すことが出来ない。
足を伸ばし、
舞台上に据えられた20センチほどの客席を隔てる柵に足指を乗せ、
横へ、つーっと滑らせる。
何度も何度も客席に指を指し、
「あんた、あんた」
とセリフの合間に連呼する。
全て計算されたものと、
湧き上がる情念を掻き出さずにいられなかった。
何と胸が掻き毟られる空間か?
外で歩く人、待っている人達の笑い声や足音が無粋に入り込むような、
チープな防音設備も整っていない劇場と呼ばれる店舗。
いやだからこそ、
昭和歌謡のような音楽が流れて、
それがレコード針が何度も飛びそうになっているような音質であったとしても、
(まぁわざわざそうしたような音質にマスタリングされたMなのであろうけれども)
(まぁわざわざそうしたような音質にマスタリングされたMなのであろうけれども)
それがすべてパズルのピースの如く、
今この瞬間にぴっちりと嵌め込まれていくのである。
勿論、時間も23時という時間。
これはもう赤澤ムックさんの作、演出、
そして松野井雅さんがこの日の為に費やされたであろう稽古量が半端ないものであると容易に推測できる。
セリフ、心情はすべて松野井さんの生の一部になっている。
言いよどみもなく、
何もかもがこの時間の為に回っている。
神がかった40分であった。
観終えた後、
城崎国際アートセンターへの駐車場へ向かう時、
川面に蛍がゆらゆらと飛んでいるのを観て切なくなった。
浮かんでは消えるホタルノヒカリ。
そうか。
城崎の蛍なのだと思えば、
それはそれで、すとんと心に落ちた。
蛍芝居。
石田1967、今年は既に100本近く芝居を観てきていますが、
現在、間違いなく今年NO.1
「ゴールド劇場上演! 二本松企画『松野井雅ひとり芝居~万華鏡三景~
』」
復活!ゴールド劇場特別公演!
二本松企画『松野井雅ひとり芝居~万華鏡三景~』
作・演出:赤澤ムック
出演:松野井 雅
その昔、城崎温泉に何軒もあったストリップ小屋。
今は時代の流れで全て閉館。
しかし、劇作家大会の期間だけ、復活します。
妖しげな昭和のレッドライトのもと、女の性(さが)を語るは、伝説の女優・松野井雅。
毎回15名。選ばれた者だけが見ることのできる徒花(あだばな)の失楽園。

