【総評3】石田1967 観劇☆感激2013総観劇 156本!!(1位~5位)完 | 日々幸進(ひびこうしん)

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演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

さぁさぁ、

残りの5位から1位の発表であります。


本当に本当に辛い選択でした。

ではでは四の五の言っても始まりません。

早速、発表していきます!








The Stone Age ヘンドリックス「おおきないし」

http://stoneage.yamagomori.com/ (HP)

 【感想】

今まで培った泥臭さ、そして人への思い、そして笑い、それらが上手く調合されつつ、

まるで『大人のジブリ』であるかのような物語であった。

ある過疎の村が村おこしをする為に昔からある天狗伝説を利用しようとする中、

一人の女だけ本物の天狗が見えてしまうもので、

言ってみれば設定自体は目新しくはない。

しかしここからが違う!

The Stone Ageの役者力である。

この劇団の役者さんが板に乗ると別世界が簡単に生まれてしまうのである。

緒方晋、中井正樹、坂本顕、アサダタイキ、そしてゲストの一明一人さんが立つと、それだけでとんでもない世界が生まれてしまうのである。

生まれちゃうのである。反則に近いが生まれてしまうのだ。

困ったものだ(笑)

その面々が破壊力抜群の笑いのエッセンスを出しつつ、

涙が溢れて仕方がない物語を演じるのだ。それらのバランスが上手く乗ったものだと感じた。

大人の力であり、熟練の技であり、また素敵な時間を過ごせたと納得の作品であった。

昔からこの劇団を知る者ならば、

泣いて笑って・・・という公式をきちんと乗っとってると知る。

大阪チーム、ヘンドリックスの作、演出であるアサダタイキさんの脂が乗り始めたと嬉しくなる傑作であります。

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超人予備校「エリマキトカゲ心中」
 【感想】
現代の御伽噺を語れる、数少ない劇団。

2009年8月公演に マイケル・ステューバー(現:ニランジャン)さんが参加されてから明らかに作品の方向性と向きが変わった。

それはメジャー感といえばいいだろうか?

また関西小劇場界でも手練れの方々が出て脇を固め、

勿論、ニランジャンが舞台狭しと踊り回り、

その神と見まごう姿に心打たれつつ、

現代の御伽噺ミツルギ・ワールドに巻き込まれて極上の時間を楽しむという公演。

この話し、一組のカップルの女性がいきなり燃えるような恋をしたい、

そして究極の心中を味わいたいという我侭な女性に振り回される男の顛末を描く。

これがまた深い人生観を交えるのがミツルギさんが年輪を重ねた結果であろう。

何度も観たくなる楽しい時間、

それが超人予備校のショータイムである!

年に1回、本公演と、ラボ公演(カフェ公演)を行うスタイル。

時間許す限り足を絶対に伸ばすべき劇団。

今年もまた期待しています!

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バンタムクラスステージⅩ『CXXX : PIEDPIPERS ハーメルンの記憶』

 【感想】

この作品は映画だ。

そう、僕がこの劇団さんを語る上で必ず使う言葉がある。

『演劇ノワール』

そうした言葉がマッチングしつつ、劇団は更なる進化を遂げる。

作、演出の細川博司さんが描く世界は洋画の世界がつきまとう世界、マフィアが登場するクライムストーリー、殺害された遺体から抜き取られる脳みそ・・・の刑事事件、などなど、

そして今回は満を持しての近未来サスペンス。

しかもサイドストーリーを過分に含ませたもので、誰もが魅力的なキャラクターを演じられていた。

看板役者の福地教光さんは見事に自分が持つ力を存分に発揮。

飄々とした役柄をきちんと演じ分け、役者スキルの高さを見せ付けた。

また他の劇団員もそれぞれに力を付け、

大阪劇団としての大阪公演最後の公演を有終の美で飾った。

また映像を使った未来の検索システムや、戦闘ヘリコプターの降下など視覚効果も上手く作用した。だからこそこの作品は映画的なセンスが見事に光った。

観終えた後の満足感が、2013年3位というポジションになり得た。

今後も東京の劇団として大きくなってゆくだろうが、

関西が基盤となっていることを誇りにしてもよい劇団さんだ。

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STAR☆JACKS act #006 「おぼろ」

 【感想】

原作であるゲキバカ・バージョンをきちんと知った上で、

更なる高みを見せて頂けた。

それは集まったメンバーが完璧にカンパニーとして作用して、これ以上はないほどの雰囲気の中、仕上がったものであると感じる。

勿論、1スタッフとして関わった事も大きいのかも知れないが、何度観ても、何度感じても、胸に沸き起こる力は絶大で、どの人物も、どの役者も自分の持てる力を存分に発揮していたと思うのだ。

どの役者さん達も自分で新たな課題はあったかもだが、観客としては満足の舞台だった。

祭りだった。

原作と比べる事は愚の骨頂でまったくの別物として評価すべきで、最後の20分に及ぶ殺陣は、ある意味挑戦だったし、それを削らずにやり切ったキャストとスタッフには心からの拍手を贈りたいと思います。


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カスガイ 「バイト」
 【感想】

圧倒的密度。

高圧的なボンボン社長に振り回される犯罪更正施設工場バイト。

世界観を作るのは勿論だが、キャラクターの配置が見事で、更に追い込まれるバイト達のぼろぼろとこぼれる心情の醜さが秀逸。

全員が敵で、全員が醜く、全員が汚かった。

ある意味、一人無邪気なポジションである、山崎彬(悪い芝居)さんの飄々とした演技が、

胸に突き刺さる役柄で、普通である事の異常を体現できた役柄であった。

原案、主演、演出、と行う 玉置玲央さんの狂気むき出しの様は圧倒的であり、

物語の骨格を構築する為の軸である。

言い換えれば、玉置さんが居なければ成立しない追求劇。

人の醜さを見据えた問題傑作。

まさにトラウマになる作品であった!

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という訳で、

かなりの苦渋のにじみ具合が皆様に届いただろうか?

それにしても芝居を観まくっていて若干、麻痺しつつあったのだが、

予期せずして自分が関西を4ヶ月も離れてしまい、

観たかった芝居などが観れなかった状況にあった。



悲しくて悲しくてとも思いながら、

そのタイミングの神様に恵まれ、

日本各地の劇団に触れられた事は自分にとって幸運でありました!




とりあえずの僕の2013年は、

ここに決算を迎えました。

皆様、誠にありがとうございました!


今後とも色んな各方面の皆様に、何とかご迷惑をおかけしまいように、

自分なりの大好きに、

もっとその輪を広げていこうと思うのです。


どうぞ皆様、

本年もどうぞ、よろしくお願い致します。


尚、

ベスト20には入れなかった・・・とは言うものの、

やはり忘れられなかったという作品も「次点」という形で書き出しておこうかと思います。

こちらも、どうぞ、よろしくということで締めさせて頂こうと思います。

ではでは、どーぞー!




次点

ALTERNAIT Produce 「Evergreen Online/EDIT」

 【感想】

物語の循環が見事にキレイ。そして7年前の作品だとは思えない先取りのストーリー。

小劇場でも手塚治虫のように時代を先読む方がおられるという事実「脚本 美浜源八」。

その当時の音響をやっていた須川忠俊さんが自分のプロデュースで公演を打つならこの脚本だと惚れ込んでの再演。小劇場界の売れっ子ばかりを集め、ある意味 事件な公演であった!

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山本光さんの当たり役!合言葉は、「ロックンロール!」


劇団有馬九丁目「帝国」

 【感想】

ステージタイガー団員である、ザキ有馬がプロデュースをする劇団の第4作。

1時間ちょいのランタイムでコンパクトにフルスイングする学園もの!

つかこうへいのエッセンスを下敷きに、一種 島本和彦的な世界観を時間内走りきった作品。

客演陣も見事で、見応えありの作品だった!

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シアターOM▽高津時代劇アワー vol.2「闇稼業~死んでもらいます~」

 【感想】

主宰の稲森誠さんが本当にない時間を削って削って公演にこぎつける。

年末に5本連続公演(1ヶ月ほどで・・・)の2本目の作品。

誰もが手をつけてなかった仕事人を舞台化!これはきちんと時間をとってシリーズ化すべきだと思った。これからの展開が超楽しみである!





以上です!


ではでは皆様、

今年も色んな場所で会う方、

そしてブログをちらりとのぞく方、

どうぞどうぞ、

よろしくお願い致しますー


演劇を目いっぱい楽しみましょー



演劇サイコー!





石田1967(LINX゛S)