カン劇cockpit 【HUMAN BEING】 クロニクル | 日々幸進(ひびこうしん)

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8月11日→12日


應典院舞台芸術祭 space×drama2009参加作品

カン劇cockpit 【HUMAN BEING】

http://www.nodus.ne.jp/~tashima/kangeki/

シアトリカル應典院


【作・演出】 松本 大志郎


【出演】
伊藤 一壮   松本 大志郎  上野 俊介   田島 篤

山本 鷹也   後藤 亜梨紗  川﨑 直樹   三宅 大右
岡﨑 絵里子  大久保 昇   才花 菜月   金子 眞弓

■ チケット
 前売り 2000円  当日 2500円

■ 日時
8月11日(火)14:00★/19:00
8月12日(水)13:00★/17:30
★公演終了後アフタートークあり

■ STAFF
舞台監督/中川彩
照明/根来直義(Top-gear)
音響/須川忠俊(ALTERNAIT)
制作/丹原祐子(劇団P・T企画)
舞台美術/中川彩・山本拓平




【カン劇cockpit】さんのご好意で何と稽古現場を観せて貰う。

2日続けてお芝居のない日にお芝居に触れられる幸せ。

ああ!何とも恵まれている。


さて、

僕は今まで【カン劇cockpit】さんのお芝居を2回観劇させて貰っている。

その第1作目の衝撃が強烈で、実はそれが尾を引いているのだ。

トラウマ

というものが僕に植え付けられたかも知れない作品であった。


それが劇団3作目にして應典院舞台芸術祭 space×drama2009参加作品として【HUMAN BEING】を公演されるのだ。

日程も8月11日、12日と2週間を切っている。

実はエレファント・マンを題材にするものをしたいというお話しは松本大志郎さんから聞いていた。

そのお話しをされる時の狂気にも似た執念のような目を僕は忘れない。

それで一度、もしお邪魔でないなら稽古を見せてもらえないかとお話ししたところ、構わないとおっしゃってもらい大阪市の某稽古場へお邪魔した。


ぴりり!

張り詰めたダメ出しの空気をまったく感じずに中へ入ってKYの限りを尽くしてしまう。

本当に穴があったら入りたいとは正にこのこと。

・・・・それはさておき・・・・・

物語の核になるパートのブラッシュアップであった。

それは物語の理解への旅路の物語でもあった。

脚本に広がる小宇宙。

その役柄に自身を近づけながらも、それを飛び板に乗って更なる高みへ飛びつこうともがく姿だ。

何とか喰らい付こうとする俳優陣。

それでも演出に届かない。

何かが足りない。

テンションか?と檄が飛ぶ。


あの山を登れ。と言われて登ってゆくのが俳優。

その道の険しさに自身も苛立ちながらも、それでも登る。

時間はない。

昨日とは違う、ざっくりとした何かを感じる。

松本さんはまだまだだと激昂されていたが、僕のような素人目にメキメキと生まれ変わる俳優陣を観て溜息が出た。


【創世記】


僕は今、【HUMAN BEING】の生まれ変わる瞬間に立ち会っているのだと感じた。

「(このセリフ)なんで言うたんや?」

それに対しての明確な答えは間違いなく降りてくるのだと思う。

セリフが身体中に沁みこんだ時に意味が湧いてくる。

その日が近いように感じた。

そして、あの日に僕がこの劇団で感じたものを、また感じれそうな予感に今から胸が躍っている。


芝居はリズムだと言ったのは誰だったか?

そんなリズムなどを凌駕する 『トラウマ』 を僕らに!


その数奇なる人生を歩んだ1800年代後半に実際に存在した「エレファント・マン」こと「ジョセフ・メリック」!

人間の持つ愚かな欲望にさらされながら、僕らがジョセフに何も出来ない哀しみを与えたもう!

その瞬間は近い。


COMING SOON!!