4月25日(土)
ego-rock
【E・R・O~エゴでもロックでもありません、オ××ーです~】
http://ego69.web.fc2.com/
<ロクソドンタフェスティバル2009参加公演>
19時(プチ・エロ公演 17:45~18:30)
【作・演出】生島 裕子
【出演者】
加門功(劇団ヴァダー)
細見ケイコ/ガブリエル/佳波芽依(以上、ego-rock)
津野あゆみ/綾木由香/ベッコ/松原千心/川口新吾/石橋学
【あらすじ】
劇団を主宰する27歳の男。劇団はいつまでも人気が出ず、色々なトラブルに巻き込まれ、ついには借金を抱えてしまう。借金返済の為に男が働き始めたのは少し変わった風俗店。自分の進むべき道を見失った男が、色々な人々に出会い、自分自身を見つめなおしていく・・・。
【感想】
今回のロクソフェスの中でチラシに一番インパクトがあった。
『エロ』 というワードに反応した訳ではなく、何故か言い知れぬオーラを感じたのだ。
そう、チラシから何かが生まれてくるかのような勢い。
さて、
本編である。
モノを作り出すという行為は自慰行為(オナニー)であると言ったのは誰だったか?
しかし、それがその空間に居る人間全員にも及ぶものならば、それはもう乱交会場だ。(奇抜な言い回しすみません)
フリーセックスだ。(ほんまにすみません)
ヒッピーだ。(ほんまにほんまに、すみません!)
舞台上には風俗店の女の子という役どころの5名が、キラキラうるうるの衣装と視線で僕らを悩殺しながら、感情の刃で切り込んでくる。
だから面食らう。
彼女達のキラキラとチラリズムのダイナマイトで、うっかり火傷するのは僕らバカだ。
仕方ない。
だって彼女達は皆一様に【凛】としているのだもの。
人間は美しいものには目がない。
魅かれてしまうのだ。
だからツーパンが見えようと、胸元が開いてようと断固として平静を装っているが、何となく視線はいってしまう。
(何のカミングアウトだ!)
・・・と、実はこの作品、そういった煌びやかな表面を持っているだけで、恐ろしい激情のマグマが噴き上げている激作なのである。
だから凄いのだ。
普通、
いや、普通と書けば語弊はあるが、綺麗な人達はどろどろとした根性論からは無縁のように・・・平静を装うのが上手いように感じる。(実際、綺麗にする為の努力は根性論で成り立っている訳ですが・・・・)
それをこの作品では、あからさまというか、むき出しというか、そこから辺りをキッチリと提示している所に潔さを感じるのだ。
面白い。
そして燃えるのだ!
ガツンとした意志に裏打ちされた、向上心が僕らの気持ちを奮い立たせるのだ。
多分、ここの作演出の 【生島 裕子】 が放出するエネルギーは半端なものではない。
マジであり、大マジであり、ガチであり、大ガチな確信犯的なコロンブスなのだ。
新しい場所を見つけて、理想郷へ皆で行こう!
とされている冒険者なのではないか?
なら僕ら観客は、そのアドベンチャーに乗るべきである。
そう感じずにはいられない素敵な舞台だった。
また役者さんについてだが主人公である 【加門功(劇団ヴァダー)】さんが素晴らしい。
抜群である。
作演出の 【生島 裕子】 さんがブログにも書かれたとおり脚本の時点で加門さんしか考えられなかったと言われるほどのガチでピッタリな方だった。
しかも感情の振れ幅から、アクションも含めて全てがいい。
それから 【ガブリエル】 さんの存在感も特筆したい。
普段のお姿はブログ等の写真でお見かけするにダンディズムの極みを地でいっているような感じ。
だからこそ今回の役柄は、普段のファンからすれば衝撃!ではなかったのだろうか?
それほどの存在感!
これはもう劇場で観て貰うしかないのだ。是非!
また 【エロ】 というワードを使っている為か、扇情的に客をあおるなどのジェスチャーが上手い!
上手すぎる。
あんな可愛い顔で風船を舐めるような仕種をされて落ちない男はいない。
また本公演前にあるプチエロ公演が秀逸!
45分の中に2本の短編が!
1本目は、【かのうとおっさん】 がゲスト。
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これがエロを根底に持った抜群の『もずくコント』を披露!
素晴らしいキレ味!!
2本目が、作演出の 【生島 裕子】さんとゲストがもう一人(名前は分らず!すみません)。
週に何回か高校へやってくる美人カウンセラーを翻弄するビアンの女子高生というお話しだが、これが抜群に面白かった!
面白い・・・・というのもエロ爆発のとんでもない振り幅!
レディースコミックの世界。
これを1本にするとストーカーホラーになるのだろうから、この25分ほどの尺で丁度のものなのだろう。
しかし、凄い。
いいものを見せて貰った。
いつもこういった公演を行われているのだろうか?
パワーを感じてしまう。