3月7日(土)
笑の内閣 【さよならせんとくん~あなたのハートに3カウント~】
http://www.geocities.jp/waraino_naikaku/
in→dependent theatre 2nd
13:00
【プロデューサー 脚本】 高間響
【演出】 ちっく
【あらすじ】
メンバー全員バイトしないと暮らせない弱小プロレス団体「全京都プロレス」は、営業の甲斐あって、ついに大手WNWとの対抗戦を実現する
しかし、団体のヒロインレスラーにせんとレディこと安田なつきは、安定しない生活を父親から責められ、大会当日にお見合いに行くように言われてしまう。試合か見合いか?夢を追うのか、安定した生活か?嗚呼、なつきはどちらを選ぶ?
第9次笑の内閣は食えない小劇場界を憂うお馬鹿青春ストーリー
【感想】
僕のバカ。
僕はバカだ。
チラシの趣味で言うなら、今公演のチラシは『演劇』というカテゴリーには入らない為か僕的にはスルーの方向だ。
しかしこの公演にはあの【四方香菜】さんが!【平田靖博】さんが出ておられる!
これは観ない訳にはいくまい!
そんな気持ちのまま会場へ!
めちゃめちゃ愛想のいい受付スタッフさんに顔をほころばせながら会場内へ。
すると、
そこには特設のリングが!
おお!
そう、四角いジャングルがインディペンデントシアター2ndに出現していたのである!
なんじゃこりゃ!?
さすがにリングのマットは固い床ではなく、低反発性のマットではあるが間違いなくリングであった。
その奥にお芝居用の舞台が組まれている。
まぁ・・・ハッキリ言ってお芝居は手前でやってもらった方がいいのかも知れない。
奥の方でセリフを言っても聞き辛くもある。
しかし、この劇団が魅せたいのはリングでの戦い!
だからこそリングが客席のまん前に陣取っているのだろう!
とにもかくにも演劇とプロレスとの融合は見事と言わざるを得ない。
よくプロレスとは、【エンターテイナーの総合芸術】という言葉を耳にする。
僕は新聞、TV、漫画でしかプロレスは知らない。
実際、会場へ赴いてのプロレス観戦は未経験だ。(行けば絶対にハマるんだろうな♪)
だがそうした快感を、この舞台では体験できるのだ!
なんという一石二鳥の快感!
それにしても・・・・・・・
演劇人とは思えないほどの筋肉の付き方であるとか、技の応酬や、高度なトリッキープレイなど非常にレベルが高く、ドラゴンゲートに近いほどの応酬を楽しめた気がした。
あ、いやそれはどちらのファンにも気を遣う言い方だが、リズペクトの為に訪れた地平であるかと僕は思っている。
今回、【四方香菜】さんは新たな魅力を発揮されている。
前回までの萌を促進させたものではなく、萌を呑み込んだヤンキーという新たな側面!
それがシックリいっている事が驚きでもあり、感動でもあった!
やる!
そして【平田靖博】さんの父親役が今の自分の心情ともかぶり涙が滲んだ。
多分、会場内で涙を流していたのは僕だけかもしれない。
平田さんの娘を思う気持ちの激しさがあまりにも息が苦しくなるまでのものであったのだ。それは脚本の力もあるだろうが、平田さんの力であることも間違いなし。
改めて平田さんのファンになる!
また闘う社長令嬢、ステファニー・タカマホン役の【藤井麻理】さん。
この方の出で立ちから仕種がとにかく綺麗。
しかもプロレス技を駆使できるまでに自身を高められた事が凄い。
それからリングアナのアドリブめいたアナウンスは本当に絶妙!
あのチャチャの入れ方から、魅力的なエピソードの挿入など見事な流れ!
この作品のMVPだと僕は勝手に解釈している。
しかし、
音響が少し小さ過ぎたのではないか?
スクリーンを2箇所設置したアイデアなど良かったのに、音が小さいので迫力に欠けたように思う。
次回までの改善点ではないだろうか?
(エラソーすみません・・・・・)
何にしろ、これからも大阪にて暴れてもらいたい劇団さんの登場に胸がときめく!
今日、後、1公演残っている!
皆様も是非一度体験されることをおススメ致します!!