劇12 【ブルペンズvs突劇金魚】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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1月27日(火) 

『ブルペンズvs突劇金魚』
http://no5noism.smile.tc/

in→dependent theatre 1st
18:30

▼キャスト&スタッフ
 【ブルペンズ】
 『スタンド・バイ・ミー』
   作・演:上田ダイゴ
   出 演:川上立
       谷屋俊輔(特攻舞台Baku-団)

 【突劇金魚】
 『スカートにバター』
   作・演:サリng ROCK
   出 演:上田展壽
       蔵本真見


  司会進行:上田ダイゴ
       サリng ROCK



何とも素敵なイベントの始まりである。
2つの30分の演劇。
それを交互に楽しめるというもの。
しかもそれが、上田ダイゴさん、サリng ROCKさんによるものだから、たまらない!

そのどちらもが、極上の時間であるのだからたまろうはずがない!!

2本ともが 【恋愛】 というテーマで書き綴ったもので、それぞれの恋愛観が出ていると聞いた。
そして2本観て、なるほどと唸る。

時間的に観劇は 【突劇金魚】の『スカートにバター』 が最初だったが、先に【ブルペンズ】の『スタンド・バイ・ミー』の感想を書こうと思う。

【ブルペンズ】
川上立 さんという方は初見だった。
何と言ったらいいのだろう。
何かしら緊張されていたのか、僕のほうまで緊張が伝わってきたような気がした。
その原因が何なのかが分らない。
多分、それは僕の感情移入が役のキャラクターではなく、役者本人に向いてしまったからだろうと予測できる。
なかなかに味わいのある役者さんだと思った。
1ヶ月前にストリートファイトで足の骨を折っての参加で、右足のギブスが痛々しい。
相手役の谷屋俊輔(特攻舞台Baku-団)さんは、持ち前のポテンシャルを遺憾なく発揮!
さすがであった!
死んだ妻の魂がヤクザ(谷屋)さんに受け継がれる。

その核が出来ただけで

、この作品の質は保証されている。

後はそのニュアンスのテイスティング♪

その具合が、何とも素敵!

上田ダイゴさんのデビュー戯曲作らしいのだが、その完成度は高い。

が、

ギャグのエッセンスは弱かったように感じる。

いつもの突っ走りながら、どん!と突き放す 『らしさ』 が少なかったように思う。

ただ、この作品とはとても好きな作品。

上田さんの作品でもかなり上位にランクインする。

あの谷屋さんのアップダウンが、とても気持ちいい。







【突劇金魚】


http://www.kinnngyo.com/

今まで劇団さんの舞台は2作品を観せて貰った。

その2作品ともがパーソナルでとても深くアンダーグランドな世界を 【剥き出しの感性】 で少女マンガ風味な味付けが施されている。

・・・・で、今回だが、二人芝居。

しかもテーマが 【恋】 ということで、これまた濃密な時間が舞台上に展開されていた!

主宰でもあり、作、演出、出演、絵、まで手がける才女 【サリng ROCK】 さんは、その才能を更なる高みに押し上げようと新しいものに挑戦をし続けられている。

その最たるものとして 第15回OMS戯曲賞(2008/12/2) の大賞を [愛情マニア] で取られた!

http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200812020065.html

という事は、その大賞を貰ってから1公演を終えての完全新作!という事になる。

しかも30分という短編の二人芝居!

このお芝居を去年、【星のおうじさま】で主役をやられた 【蔵本真見】さんが出られるというので、ぎゅんぎゅん!の期待を込めて劇場へ向かった!

実は前回の突劇金魚の【王様ニキビ】に参加されて、そのまま劇団員さんになられたという、この方も得意な方なのだ。今まで色んな方が客演をされている劇団さんの中でただ一人、客演、即入団!の道を辿った、この方も才女である!

そう、このお芝居、実は、僕の初舞台の公演にかぶりまくり惜しくも涙を呑んで観れなかったのである!

その時にメールでお互いの公演を頑張りましょう!と言い合ったりもした。

聞けば、僕の知り合いの方はそのお芝居を絶賛されており、いけなくて本当に悔しい思いだった!

近日、そのDVDが発売されると聞き、是が非でも購入しなければ!とふつふつとたぎる気持ちが湧いている(笑)

しかも、蔵本さんに関していえば、その 【星のおうじさま】以降、08、10月に公演予定だった【月光迷宮】が劇場封鎖にて公演中止となる衝撃ハプニングの当事者であった!

その劇場カフェでも働かれていたので、そのショックは計り知れない。

僕は何も出来ないでいた。

だのに彼女はそこから自分の居場所を確保するに至った素敵ガッツな人なのである!

それはもう・・・・・・尊敬に値する女の方なのだ!

長々と書いてしまった・・・・・

今回のお芝居だ。

結婚間もないコスプレマニアの新妻。

しかし旦那は仕事で疲れている。

というお話し。

しかも新妻は家の中ではゴスロリファッション!

そのコスプレの空気感というか・・・・・・・僕は実際、そういったコスプレをされる方で近しい人は居ない。

だが、その鏡の前でのポーズの取り方から、イベント会場でのポーズの取りかたの微妙な違いというのが、如実に伝わってくるのである!

ヤバい・・・・・

普通に可愛くて・・・・・惚れそうになる。

そのキュンキュン!な演技に磨きがかかっているとういうか、はたまたそれは地なのか?

謎が謎を呼ぶのだが・・・・(笑)

終演後、その辺りを聞くとコスプレイヤーであるかは不透明だったが、ゴスロリファッションは自前であるとという。

やはり!

そのリアルさが僕ら観客に熱伝導してきたのだろう。

とにかくこの30分という時間に込められた思いの深さにウットリ♪

これから先も新しい世界を作っていかれるであろう素敵な方。

期待して、そして応援してゆきたいと思う。