劇112 【INDEPENDENT 08】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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日々、自分が楽しくて生きている事を簡潔に記しておきたいと思います♪
演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

11月30日(日) 


INDEPENDENT 08

http://west-power.co.jp/theatre/main.htm


in→dependent theatre 2nd

13:00

【上演作品】
[a]「TAMA*X」
  曽木亜古弥 × 上田ダイゴ(MaverickCORE ) × 児島塁(QuantumLeap* )
[b]「いまさらキスシーン」
  玉置玲央(柿喰う客 ) × 中屋敷法仁(柿喰う客) [from東京]
[c]「doing more with less」
  豊田可奈子 × 百瀬友秀(M.M.S.T ) [from東京]
[d]「雨と音楽」
  西川さやか(月曜劇団 ) × 遠坂百合子(リリーエアライン )
[e]「コウチャノアリカガワカラナイ」
  花田綾衣子 × 片岡百萬両(ミジンコターボ )
[f]「セレンディピティ-神様からの電話-」
  前渕さなえ(TAKE IT EASY!) × 中井由梨子
[g]「牢獄模倣」
  丸尾丸一郎(劇団鹿殺し ) × 戒田竜治(満月動物園 ) [from東京with大阪]
[h]「明日に俺たちはいない」
  山浦徹(化石オートバイ ) × 大塚雅史(DASH COMPANY)
[i]「ジャッキー長谷川の笑えないコント」
  湯浅崇(未来探偵社 )
[j]「暗くなるまで待てない!」
  横田江美(A級MissingLink ) × 土橋淳志(ハンマーブロス)
[t1]「ハ頭富子の奮闘~プラットホーム編~」
 家ノ上美春(劇団ひまわり )×マツキクニヒコ(フラワー劇場)×木嶋茂雄(劇団ひまわり)
[t2]「爆笑人生」
  帽子屋お松

30日(日)=13:00~[t2][e][g][c] / 16:00~[a][b][j] / 18:30~[d][i][f][h]



最強の一人芝居フェスティバル!と呼ばれているイベント。
一昨年にその存在を知ってはいたのだが、去年までそのイベントに参戦する事がタイミング的に出来なかった。
しかし、今年は参戦をすべく、心待ちにしていたイベントだ。
しかもメンツも濃い!
行く前から自分の心の準備は万端であった!!
という訳で一日がかりの観劇の感想だっ!



●[a]「TAMA*X」
  曽木亜古弥 × 上田ダイゴ(MaverickCORE) × 児島塁(QuantumLeap*)
曽木亜古弥さんのいい部分が上田ダイゴ× 児島塁の良質な部分との幸せな科学融合を放つ。
曽木さんの新しい魅力の爆発だった!
歌と芝居とギャグの融合!
ただ・・・・
歌はイマイチだったが、そんな事すら払拭するほどの快作だった!!!


●[b]「いまさらキスシーン」
  玉置玲央(柿喰う客) × 中屋敷法仁(柿喰う客) [from東京]
間違いなく心の中でNO,1であった!
それは作、演出と俳優との奇跡のユニゾン!
スタイリッシュで毒のあるインパクトは【東京味】なのだろうか?
僕の嗜好と限りなく幸せなユニゾンを繰り広げる!
それにしても玉置さんの身体能力の高さはどうだ?
女子高生のハイテンションガールを演じきる玉置さんに軍配は挙がる!
すざまじい。
これほどの熱量と、これほどのセリフ量と、これほどの身体能力を提示されて首を振らない方がどうかしてる。
一気にまくし立てる 【毒】 にローティーン特有が持つエッセンスを感じた。
このカンパニーは来る!
間違いない。
近い内に大阪公演をやってくれるであろうコトは明白である!
【柿食う客】
これから先、大阪で旋風を巻き起こしてくれるであろう東の風に要チェケだぁ!



●[c]「doing more with less」
  豊田可奈子 × 百瀬友秀(M.M.S.T) [from東京]
老婆のしゃがれた感覚を出す能力に驚く。
頭巾を取ると幼い顔が覗いたので驚いたのだ。
そして流暢に長台詞を、ずらずらと放つ姿にただただ見惚れる。
ただ話しは・・・・・?


●[d]「雨と音楽」
  西川さやか(月曜劇団) × 遠坂百合子(リリーエアライン)
時間の切れ目がなく、滔々と、炯々と、猩々と優雅に流れる時間。
その緩やかさに潜む狂気が痛い。
その時間帯に、その演劇空間に居てはならないと僕の感覚が告げる。
濃密な恐怖。


●[e]「コウチャノアリカガワカラナイ」
  花田綾衣子 × 片岡百萬両(ミジンコターボ)
花田さんの極上の旨味、狂気と愛らしさが渾然一体となった作品。
作、演出の片岡さんの類稀なるエッセンスが十二分に発揮されている。
捨てられた女をキュートに、そして狂気に自在に演じられた花田さんの演技にただただ呆然。
そして最後のネタバレである曲がかけられて、今までの行動を早回しで行なっていくのだが、そこまで提示されないとまったくわからなかった!!
参った!
これはまごうことなき片岡さんの演出プランと、花田さんの演技力による快勝!
やられました!!


●[f]「セレンディピティ-神様からの電話-」
  前渕さなえ(TAKE IT EASY!) × 中井由梨子
幾つもの人格を重ねながら開けてはいけない箱を開けていく。
ブレイクダンスを取り入れた動きなど小技が効いている。
しかし・・・・・
話しが僕の嗜好に合っていない。嗚呼!しかし前渕さんの全開は【まほうまっぷ】で知っているだけに、もっと!を観たかった!


●[g]「牢獄模倣」
  丸尾丸一郎(劇団鹿殺し) × 戒田竜治(満月動物園) [from東京with大阪]
これは僕の中でも最高峰ではないかと感じた作品。
硬派な内容。
盗賊バラバの物語。遥か昔のエルサレム。過越しの祭りの晩、獄につながれ死刑を待つ身のバラバ。
その存在感は異様なもの!
丸尾さんが出てきただけで暗闇であるのに空間が歪んだ気がした。
最初にロウソクに火を点し牢獄前に来てバラバに雑言を浴びせる男たちのシーンから圧巻!
3人で来ていたらしいのだが、一人喋るたびにゆっくりと首を右に左に正面に傾げるのだ。
そう、そのゆっくりの間が恐ろしく濃密な空気を作り出す。
そこからバラバ本人になるのだが、そこでも圧倒的な存在感!
猛々しい猛者を果敢に放射!
そしてラストに打ちひしがれる下りは圧巻!背筋が震えた!
一体、なんという短編!!
素晴らしい濃縮された時間だった!!!
僥倖!


●[h]「明日に俺たちはいない」
  山浦徹(化石オートバイ) × 大塚雅史(DASH COMPANY)
まさか・・・・
まさかここまでコメディエンヌな作品だとは思わなかった。
それにしても山浦さんの持つ獣性が見事に体現されている。
粗悪なというか、崩れたというか、汚れたというか、山浦さんのセクシーさが際立つように計算された作品。
コメディだが、そうした土壌のある山浦さんが演じると愛らしいのだ。
それを熟知した上でのコメディ。
一人5役は難しすぎる!
3役でも手一杯!
しかし山浦さんのチャレンジ精神に拍手だった!!


●[i]「ジャッキー長谷川の笑えないコント」
  湯浅崇(未来探偵社)
最初の歌が衝撃だった!(笑)
しかも上手い!
歌の上手い芸人フェスティバルに出ればグランプリも夢ではないほどの歌唱力!
それはさておき・・・・・・
漫談に近いコント。
それが上手い。
これは積み重ねた舞台の数だけ力になった証拠だろう!
素敵なニヤニヤ笑いが出来る時間ほど愛しいものはない。
さすが湯浅さん!!



●[j]「暗くなるまで待てない!」
  横田江美(A級MissingLink) × 土橋淳志(ハンマーブロス)
盲目の少女。
何と横田さんにピッタリの役柄だろう?
しかも宗教の巫女的な役柄を演じる為に母親が盲目にしてしまったという重い役。
そして宗教が解散してから健気に一人で生きていくという設定。
占い師という職業。
端麗な容姿にぴったりな役柄。
おまけに流れるような話しの展開だし、舞台上を4隅直覚的に曲がるだけで、ずーーーっと歩いてきた仕種を表現する方法など上手いのである!
それにも増して脚本も上手い。
家の隣の中学生くらいの少年がDVで部屋に転がり込んできたエピソードや、大家が盲目だから掃除が出来ないからだろうと合鍵で部屋に入って掃除のついでに下着を失敬するエピソードなど面白すぎる。
普通にため息が漏れる展開だ。
だからこそ横田さんの演技が増幅器となって舞台上で昇華していることが如実に分かった!
凄い。
満足の一品であった!


●[t2]「爆笑人生」
  帽子屋お松
正直、ノーマーク。
そしてファーストシーンから強引な展開。
この世に潜むジャンクな妖怪を紹介するというもの。
妖怪【スカートめくり】。
スカートをめくり喜ぶだけの妖怪。
しかしその女の子に勘違いで、いい人と思われてしまう妖怪スカートめくり。
そうしたジレンマが悲哀を感じさせて笑う。
そんなエピソードが3篇。
最初のオープニングアクトとしては、素晴らしい出来!!
面白く、普通に満足して、ニヤリ♪
いいな、いいな



れお!
(圧倒的な存在感!これで23歳!玉置玲央(柿喰う客)!)


花田さん
(アイドルのような花田綾衣子さま!!顔ちっちゃ!)


インディペ1
(奇跡のスリーショット!左から曽木亜古弥さん、玉置玲央さん、花田綾衣子さん)