なんともボルテージの低い出来栄え。台本は一ヶ月以上前に出来上がっていてもう6回目も通し稽古してるのに、まだ台詞を覚えていない役者やモブシーンで手を抜く役者やパフォーマンスのグレードが日を追うごとに下がっていく一部の役者がいたりなんかして、「舐めとんのちゃうか自分」とやくざのようにアグレッシブな説教。作品のグレードを上げたくていろんなことを早め早めに進めようとしているのに、本番まで時間的余裕があるというアドバンテージが、「まだ大丈夫やろ」と役者のモチベーション向上の妨げとなるという矛盾を生んでいる。ちゃんと台詞を入れている役者やどんなシーンでも手を抜かない役者やパフォーマンスを向上させてきている役者ももちろんいるので、これはもう意識の差以外のなにものでもない。意識の低い役者に、意識を上げろ上げろといったところでこれがなかなか上がらない。北風と太陽的なうまい方法はないものか。
これは尊敬するある方の日記。
一読し胸が痛くなる。
役者としてどうなのか?
自分が歩むべき道は自分でしか表現できない。
なればこそ、芝居はその向こう側へ行こうとする勇気に満ち溢れなければならない。
某劇団では、全員が全役柄を代役できるほどの状態をキープする事を常とするらしい。
某劇団では、決められた役柄であっても、プリズムのように替えられるらしい。
稽古。
僕の今行なっている稽古は、上記からすればずいぶん違う。
ただ同じなのは、向かうべき方向。
公演日が迫っているという事実。
いつもいつもうまくいく訳はない。
ただ、そういう自分を作り上げる事は大前提だ。
だからこそ脚本に書かれたセリフ、感情を自分のものにしなければ意味は無い。
客席にだって伝わる訳はない。
客席に伝えるべき意志。
それをクリアー出来るように、日々セリフと感情をないまぜに染み込ませている。
段々、怖くなってはきている。
ただ、それがいい方向へ転がるように前進するだけである。
さて
どうなりますやら