9月13日(土)
オリゴ党 【カーゴ・カルト】
シアトリカル應典院
19:30
【作、演出】
岩橋貞典
【出演】
渡辺大介/誉田万里子/倉橋里実/今中黎明/恒川良太郎/有馬ハル/田中愛積/尹千紘/宇野あい
中村大介(Blue,Blue.)/小室千恵/坂野多美/辻野加奈恵
今回公演で15周年!
おまけに第25回公演だという年輪ある劇団に初参戦!
というのも、前回 【超人予備校】関連の 【トリオ天満宮・『半分人間』】 にて客演された 【倉橋里実】さんからの紹介だ。倉橋さんとは打ち上げで少しだけお話させて頂き、家が同じ駅だったという事もありちょこちょこと付き合せて頂く。ありがたいこと。
その時の役柄は廃人になった感じだったのだが、本来はコスプレ大好きな某学校の講師さまである!
仕種やナリは優雅でカッコいい方だ!
とにかく初【オリゴ党】!
楽しみに伺う。
ただ・・・・・・・・・・・・・
今回公演のチラシから放たれる毒々しいおどろおどろしさに少し気圧される。
そう、このチラシは人を選ぶ引力に満ち満ちている。
一目見て興味を引く人間と、意識的に遠ざける人間と、二者に別れるのだ。
僕は勿論、前者だった。
僕は宗教論者ではないが、興味はある。
無神論者である僕が持つ宗教観は、はっきり言って稚拙以外の何者でもない。
仏陀が、キリストが、空海が・・・・など僕には理解の範疇を超える。
なのに魅かれる題材。
そうした【毒】に満ちたものが好きなのだろうと自分でも勝手に考えている。
いざ、蓋を開けて今回の公演を目にして思った事は、そこまでハードな内容ではなかった、という事。
つまり物語を作り上げる上で必要な熱の放出をパーソナルな視点で描いている点。
だからこそチラシから放たれる異臭のようなエッセンスはなかった。
まずキャラクターがキチンと描かれている事が特筆に価する。
その役割分担が流暢でとても心地よい。
中でもアサイ役の 【尹千紘】さんが特に目を引いた。
つっけんどんで、荒々しいキャラクターが僕好み・・・というのは勿論あるが、前回彼女を観たのは【May】の『チャンソ』という芝居だった。その中で彼女は可憐で芯の強い女の子を演じられていた。そう今回の役柄と角度の違う役だ。それをうまく使い分けられているのが印象的で、めっちゃ良かったのだ。
終演後、声をかけさせて頂いたのだが、『今回の役めっちゃ良かったです!が、Mayの役と どちらが尹千紘さんなのですか?』 と思わず口に出すと
【それは秘密です】
と、今回公演の中で一番使われたセリフを口にされた。
頭の回転が速い方だと思った。
これではファンになるのは仕方がない!
はい、本当に可憐で、熱い方だと思いました。
倉橋さんは役の上で普通に 『卍解(ばんかい)』 しそうな勢いのまま演じられてカッコよかった!
美味しい役どころだったなぁ♪
