9月13日(土)
-レンチ 【ときのつぶ】
http://www.artcomplex.net/art-space/sche/index.php?itemid=1562
芸術創造館
■作・演出・出演
中山治雄
■出演
楠瀬アキ
CHIE
高岡優子( 劇団スターパイレーツ )
加納礼子( 劇団スターパイレーツ )
二ノ宮浩( T.F.C.factory )
すみたに龍太
緒方晋( The Stone Age )
中山治雄(-レンチ)
物語は、ある施設に入れられた人達の人間模様。
静かな始まりと、静かな終焉(しゅうえん)。
ゆっくりゆっくりと流れるストーリー。
幾つもの謎を散りばめながら、囚人達(?)の告白をその上に塗りこめてゆく。
苦しくなるほどの圧迫感。
話しが一段落するたびに重苦しい雰囲気を引き摺ったまま、ゆっくりと一堂が回遊するのだ。
そうした場面転換を重ねるごとに、物語の核が段々と大きくなるのを感じた。
その核が滞留しているのを感じると、物語の厚みが増す。
それにしても・・・・・・
物語の展開中、幾つもの不思議なワードが飛び出すたび徐々にファンタジー色が出てくる。
その違和感が加速するところが非常に良かった。
それも急激にではなく、徐々に来るところが堪らない。
舞台上の空間の歪みが出るところが心地よい。
いやいや、やっぱり緒方さんはいい。
今回の役は最初、気が抜けた役だった。
というか、【死んだ目】を思いっきりしていた。
いつもとのギャップが驚きと興奮を僕に連れてくる。
後半爆発するまでのラグタイムがとてつもないバネ。
終演後、お話をさせて頂くが、お話しのネタ自体を僕が理解に至らず、幾つかのヒントを僕に教えてもらった後に理解!ああ、なるほど!!
そのキーワードを聞くまで理解に至らない僕の頭の悪さよ!!
・・・にしても濃密な会話劇であった!!!
