劇83 -レンチ 【ときのつぶ】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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9月13日(土) 


-レンチ 【ときのつぶ】

http://www.artcomplex.net/art-space/sche/index.php?itemid=1562

芸術創造館


■作・演出・出演
中山治雄

■出演
楠瀬アキ
CHIE
高岡優子( 劇団スターパイレーツ )
加納礼子( 劇団スターパイレーツ )
二ノ宮浩( T.F.C.factory )
すみたに龍太
緒方晋( The Stone Age )
中山治雄(-レンチ)



-レンチ
(いつも陽気にナイスガイ!緒方晋さん!)




物語は、ある施設に入れられた人達の人間模様。

静かな始まりと、静かな終焉(しゅうえん)。

ゆっくりゆっくりと流れるストーリー。

幾つもの謎を散りばめながら、囚人達(?)の告白をその上に塗りこめてゆく。

苦しくなるほどの圧迫感。

話しが一段落するたびに重苦しい雰囲気を引き摺ったまま、ゆっくりと一堂が回遊するのだ。

そうした場面転換を重ねるごとに、物語の核が段々と大きくなるのを感じた。

その核が滞留しているのを感じると、物語の厚みが増す。


それにしても・・・・・・

物語の展開中、幾つもの不思議なワードが飛び出すたび徐々にファンタジー色が出てくる。

その違和感が加速するところが非常に良かった。

それも急激にではなく、徐々に来るところが堪らない。


舞台上の空間の歪みが出るところが心地よい。



いやいや、やっぱり緒方さんはいい。

今回の役は最初、気が抜けた役だった。

というか、【死んだ目】を思いっきりしていた。

いつもとのギャップが驚きと興奮を僕に連れてくる。

後半爆発するまでのラグタイムがとてつもないバネ。


終演後、お話をさせて頂くが、お話しのネタ自体を僕が理解に至らず、幾つかのヒントを僕に教えてもらった後に理解!ああ、なるほど!!

そのキーワードを聞くまで理解に至らない僕の頭の悪さよ!!


・・・にしても濃密な会話劇であった!!!