9月6日(土)
劇団ショウダウン 【ダークキャッスル】
http://www.showdown.biz/
インディペンデントシアター2nd
15:00
【作・演出】
ナツメクニオ
【出演】
林遊眠、寺本奈央、八木倫子、四方香菜、大里秀一郎、井尻篤志、千歳晶子、渡辺健太郎、なんのよしかず、荒木道成、土宮海月、川崎亜梨沙、ナツメクニオ
この劇団の売りは 『映像的』 である事と 『写実的』 であるという事。
そうしたバランスが絶妙で素敵。
芝居前の 前説明 でも得意の映像を駆使した タバコ、録画、飲食の禁止事項を愛らしい ぬいぐるみちゃんで表現!
すてーき♪
物語は10歳の少年少女が主人公。
ある館の住人、主人とモンスター。そのキャラクターの配置も絶妙。
後、拝み屋とカネコ興業 設定の厚みがもっとあれば最高だったのに。
それにしても・・・・・・今回の芝居でどんな時でも、どうやっても目が離せない人物が二人居た。
それはジンロ 役の 【大里秀一郎】さんと、館の主、サオリさん 役の 【四方香菜】さんである。
その視点の引力というのは相当なもので・・・・・・
いや、ここで断っておくが他の方の演技も相当なレベルであるという事実。
ケンタ 役の 【千歳晶子】さんの自由奔放な爽快元気!!
アヤちゃん 役の 【林遊眠】さんの爆発言連発のキラー笑顔!
フクロウ 役の 【なんのよしかず】さんの暗黒性格のウザさ 君は1000%。
フラン子 役の 【寺本奈央】さんの向日葵のような笑顔と愛らしさ!
デミトリ 役の 【渡辺健太郎】さんの堅実でありながらの破天荒さ!
カネコ 役の 【八木倫子】さんのツンデレ・バーニン!
マシバ 役の 【荒木道成】さんのストイックな連発芸!
オギクボ 役の 【井尻篤志】さんのラフスタイル・メタルシティ!(すみません語呂だけで書いてます・・・)
無道 役の 【土宮海月】さんの遠近両用に届く美声!
クララ 役の 【川崎亜梨沙】さんの目配り、気配りの俯瞰視点!
ルシフェル 役の 【ナツメクニオ】さんの『嗚呼、めっちゃめちゃ芝居好きな方なんや~♪』的マグマ!
これだけのそうそうたるメンバーの中に在ってもかなり異質な存在の二人。
その一人目が ジンロ 役の 【大里秀一郎】さん。
まず身体能力が高い事が芝居の質を高めている。四六時中身体を動かす訓練の賜物か、はたまた天性のものか?あるなしは不明だが、そのポテンシャルに付随する演技力も驚嘆に値する。僕が始めて観た【劇団ジラフスタイル】での演技が忘れられない。あの時の主人公役も走って取り戻そうとする役だった。今回もそうだ。自分のプライドを、そして大切なものを取り戻そうとして走る役だ。下地である大里さんの素直さが比例して役に乗り移っている感じがする。普通にカッコイイだけではないものを感じさせる稀有な役者さん。毎日毎日、何かを得ようとした結果が舞台に出ているのだと思う。積み上げられたものの強み。本当に素敵でした。
そして二人目の サオリさん 役の 【四方香菜】さん。
前回僕が観た【ロックランド】でも印象深かったが、今回の役は更に良かった。良過ぎた。何だ?あの透明感は?それは幻想的と言ってしまえば綺麗だが、まず姿勢から何からが 『上品』 である事が勝因ではないかと考える。僕の短い観劇経験からも 『上品』 というエッセンスを持ちえた役者さんは数少ない。その滲み出る優しい風のような演技。笑顔。癒しの笑顔。だからこそ憎しみの表情を向けられた時、僕はその時人生の絶望を知るのではないか?・・・・とさえ思えるほどの聖母的な感じがあるのだ。サオリさん役の中でも今回は誰に対してでも笑顔を向ける。その笑顔に宿る太陽光は、ダニを死滅させ殺菌能力さえも含まれているとかいないとか。(嘘です、すみません・・・)とにかくこれからの四方さんの演技活動に注目したい。
という訳でアンケートにも書いたが、上の二人でのラブアクション・ファンタジーを熱望する。
このような武器を常備されている役者が揃っているのだ。
使わない手はない。
願わくば、近年中に実現に至って欲しいと勝手に思っている。
新たなる序章の為か? 無理を言って写真撮らせて頂きすみませんでした・・・・
劇団ショウダウン として 【ロックランド】 より今回作品の方が大好き!
コンパクトにまとまった分、深みが増したように思います。(エラソーに、すみません・・・・・)
スタッフ、キャストの皆様、ラスト1日、頑張って下さいませ!!!


