太陽と空の教室
http://wwwz.fujitv.co.jp/sun-ocean/index.html
(ちょっとマジでこのドラマの画像を探したのが、一向に見付からず、辿り着いた北川景子の水着画像)
とにかくこの夏のドラマの主人公は全員が特異。
その中でも個人的にとても気に入っている作品がこれ。
どれくらい気に入っているかというと、あの中にそのまま入っていきたいきたい衝動。(爆)
願わくば、あの櫻井朔太朗(織田裕二)そのものになりきりたいと思うほどの大好きな役。
ちょっと何を考えているのか分からない風体。
そして確実に生徒達の不安要素を捉えて解決へ向かう。
その対峙する普遍的視点を北川景子(セーラー・マーズ)が可憐に演じており本当に可愛い。
とにかくキャラクターのバランス感が抜群で考え抜かれていると感じる。
それもそのはず。
脚本は僕の大好きな・・・・・・・敬愛するとまでいっていい 【坂元裕二(『東京ラブストーリー』『ラストクリスマス』『わたしたちの教科書』『西遊記』)】 先生である。
今日で5回目だが僕の観た4回は、どれも普遍的、黄金的なストーリー。
とにかくセリフがいい。
生きている。
【西遊記】の時にも感じたが、今の日本の脚本家の中でもアニメ的なというか、歌舞伎的な見切りが出来る数少ない実力派の脚本家なのだ。
第4回目での櫻井朔太朗(織田裕二)セリフで、
『責任ってのは何かが起こってから取るものじゃない。何かの前に行動を起こす事だ!』
というシーンがあり正直、痺れた。
「恋しちゃいなよ」
「え~」
「恋はするもんじゃない」
「え?」
「恋は落ちるもんだ」
という歌の歌詞のようなセリフすらも胸に来る。
それもこれも織田の特異なキャラクターありきのセリフ。
だからニュース記事で、この番組の視聴率が落ち続けているという現象が信じられない。
良質で素晴らしい作品である事は純然たる事実だからだ。
では何が問題か?
その原因のひとつとして【土曜ワイド劇場】のタイトルのような長ったらしいタイトルが悪いのかも知れない。
折角の極上脚本に泥を塗られているような感覚がファンからすればするのだ。
何故にそんなに、分かりやすく客に媚びているのか?
その事が=ダサい。
と繋がる連鎖である事も無視できない要素のひとつだ。
そうそう、それとこのような学園モノであるにも関わらずキャストにジャニーズのタレントが一人もクレジットされていない事も結構な驚きのひとつだ。
これから後半も楽しみな作品だ♪