劇47 ピースピットHYT3 【闇の猫】(HYT) | 日々幸進(ひびこうしん)

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5月28日(水) 

ピースピットHYT3 【闇の猫】

http://www.peacepit.net/

シアトリカル應典院

19:00


作・演出:末満健一 音楽:上野亨 歌:桑田沙織
出演:安達綾子, 泉絵梨奈, イトウエリ, 伊藤咲希, 井上誠, 大橋円, 亀井伸一郎, 菊地美紗子, 栗山陽輔, 櫻田恵子, 佐藤博昭, 杉本はるか, 竹村晋太郎, 立花明依, 丹下真寿美, 坪坂和則, 仲谷愛, 中谷樹, ナカバシマリナ, 西分綾香, 範国ヒロコ, 花田綾衣子, 早城菱人, 福島果林, 藤村真裕, 松村綾子, 溝端理恵子, 味村哲也, 森口直美, 雪下ボタン, 吉水由美 (以上HYT3参加劇団員) 客演:宇野伸茂(I/X)


5/28wed 19:00 ◎ 追加公演
5/29thu 19:00 前売完売
5/30fri 14:00 ▲残席僅か / 19:00 前売完売
5/31sat 13:00 前売完売 / 18:00 前売完売
6/ 1sun 13:00 前売完売

全ステージ当日券あります。






目撃をしてきて、放心状態の僕が居る。


初日の舞台を観劇してシビれているのだ。


まったく・・・・・・一体何というイマジネーションを有しておられるのだろうか?


作品の方向性として、この舞台が目指したのは『負』である。

にも関わらず芝居自体の『熱』は熱く、心触れるものを皆とろかせる。

19時過ぎに幕が開き、舞台が終わったのが22時45分。

途中休憩が10分、おしたのが5分と考えても、芝居の中身は1部2部を合わせて3時間30分!

その全てに凝縮されたセリフが、みしみしと音を鳴らしながら敷き詰められている。

セリフ密度が高過ぎて窒息死しそうな勢いなのだ。


話が逸れた。



皆さん、人を殺したいと思われたコトはないだろうか?

いや、人に固執することではなく、生き物に対して殺意を持ったことはないだろうか?

僕は、告白するがある。

今ではない。

昔の話だ。

自分と一緒に住んでいた犬が居た。

大好きだった。

よく懐いていたし、たまらなく愛おしかった

地面に座っていると尻尾を振り、僕の隣に座ったのである。

僕の太股に犬の身体が触れている。

尻尾をぶんぶんと振り回し、そこいら中の草をなぎ払う。

頭を撫でてやる。

目を閉じて気持ちよさそうにする。

幸せだった。

幸せってのは、こんな瞬間だろうな・・・・とも感じた。

しかし、その頭を撫でていたはずの手が自然に犬の首の方へ向かう。

両手が交差し、ゆっくりと犬の首を絞める。

「きゃうん!!!」と、鳴くまで締め付ける。

そこで気が付く。

自分の行動に驚く。

こんなに幸せで、愛おしいのに、何故殺そうとしたのか?


そうした僕の原風景の衝動が、この作品の中には敷き詰められているのである。


主人公ジュネの独白のシーンがある。

多少、セリフのニュアンスは違うが、このようなコトを言っていた。


「君が好きで好きでたまらないから、殺したくなるんだ」


僕の胸に、すとんと落ちたセリフだった。

そして切なくなるセリフだった。


6月1日の千秋楽。

一体、どのような昇華を魅せてくれるのか?

一度観終わった後で、尚このように胸がときめく作品。

なかなかにはない作品。


6月1日が今から楽しみでならない!