11月4日(日)
13:00
ピースピットVOL.8 【呪いの姫子ちゃん】
http://www.peacepit.net/
上演時間 3時間10分。
作・演出:末満健一
出演:三谷恭子, 赤星マサノリ, 山浦徹, 行澤孝, 宮川サキ, 坂口修一, 立花明依, 上原日呂, 中村真利亜, 片岡百萬両, 真心, 末満健一 / 久保智子, 上松泰明, 松尾葵, 楠美さえ子, 糸瀬公二, ハルカ / 延命聡子, 吉次正太郎, 三浦求, 中野裕貴, 宮崎真澄, 治田絵里子, 川村理恵
去年、ピースピットVOL,7【SMITH】 にて千秋楽に行けず、後からブログを読んで腹立たしいまでにサービステンコ盛りの千秋楽であったと聞き、めっちゃ悔しくて悔しくて!
そういう訳で今回はチケット発売日にアクセスし、千秋楽2列目の席をGET!
そして僕はこの演目は2回目の観劇であった!
1回目は10月29日。
2回目が11月4日。
2回観る事により最初観た物とは感触が変わっている事にとてつもない喜びを感じる。
震える。
ピースピットは僕が知りうる限り関西演劇界ではトップクラスに立つハイレベルなものを提供できる素晴らしい団である。
疾風怒濤
獅子奮迅
奇妙奇天烈
全てのパズルがカッチリと当て嵌まる超低空飛行爆劇。
たまらない。
どのキャラクターも愛しく抱き締めたい。
これほどまでに心を熱くさせるキャスト、スタッフ陣に、こんなところで恐縮ですがスタンディングオベーションをさせて頂きたいと思っています。
賛否両論という話を聞く。
幾つかの感想を見させてもらい、なるほどと思う。
その事に対し演出の末満さんはブログにてこのようなコトを書いておられる。
【賛否ある『呪いの姫子ちゃん』。賛は糧とし、否は改めるしかない。でも、最小公倍数な作品を作るつもりもない。もがくしかないですね。「我々はそれ一本で世界を変えてしまうような作品をつくらにゃならん。変わるわけないんだけども」とは宮崎駿御大の言葉。身に染みる。】
その言葉が全てを語っている。
物を作り出す作業とは、そういった全ての面を多角的に見据えなければいけない。
そしてその思いを完結させる為に、責任を担うのだ。
そうした気持ちがなければ作品を世に生み出す事などできはしない。
潔し!
さて、話しがズレた。
役者陣のテンションの高さは素晴らしく、脚本と感情が血肉に染み込んでいるからこそアドリブのふり幅が広い。
そしてそれが役者のテンションと客席のテンションをうまくスパイラルさせるのである。
勿論、それを 『NO』 と唱える役者陣も居るであろう。
自分のテンションを維持する為に、そのようなアドリブは不必要だと。
だが僕らはそのアドリブ的要素が、物語に奥行きを作り出すリアリティへの警鐘であることを知っている。
大丈夫。
そうした片翼飛行だからこそ生み出されるリアルが素敵なのだ。
赤星さんが、山浦さんが、中村さんが、行澤さんが、宮川さんが、片岡さんが、坂口さんが、真心さんが、上原さんが、末満さんが!自分のふり幅以上の即興を組み込む。
千秋楽もアドリブの応酬で、末満さんが舞台袖にはける時赤星さんが末満さんの服を掴み、はけられないようにした。芝居は続く。あがく末満さん。素知らぬ顔の赤星さん。くすくす。やがて自分のセリフが終わった瞬間に手を離す。既に自分の身の置き所のないシーンの存在にオロオロの末満さん。
何という事をするのか?
舞台荒らし・・・・という言葉ではくくれない暴挙。
だが、その事が観客と芝居の距離をぐっと縮めている。
俄然、他のアドリブも乱発気味になってくる。
山浦さんが真っ黒い布団たたきを持って出て来たときの三谷さんの驚きは想像以上のリアクションだった!
たまらない。
そして千秋楽。
前回【SMITH】でも千秋楽に、おまけ公演、【SMITH2】 の嘘予告編があったと聞き猛烈な後悔に襲われた事も記憶に新しい。
二度とその轍は踏むまいと挑んだ 【呪いの姫子ちゃん】 千秋楽公演!
やったよ、やりましたよ!
その名も 【呪いの姫子ちゃん2】 の嘘予告編のおまけ公演!
爆笑、爆笑!そして爆笑!
演っている人間、作っている人間が心底楽しんでいなければ決して辿り着けない境地。
そしてそして、このおまけ公演にしか出演しないファン垂涎の贅沢な豪華キャスト!
おとぎの国のピーターパン、山田かつろう(売込隊ビーム)。
フック船長、小松昌利(SUNDAY)。
(腹筋善之介)
くまのプーさん、石原正一(石原正一ショー)。
しかも抱腹絶倒のBOYS LOVEあり、愛憎劇の混乱もあり、大、大、大爆笑!≧(´▽`)≦
これがおまけなんて贅沢過ぎますよ!
もう・・・・・・これで3300円ならおつりがき過ぎですよ!
だって昼の一時から始まって終わったら5時前・・・でしたものね♪
何たるサービス精神!
本当に脱帽です!!!!
さて、
『言葉は呪いである』 と、言ったのは誰であったか?
口に出した瞬間、その言葉は呪いとなってその言葉の通りになるように事態が動いていくというのだ。
無論、全てに当て嵌まるものではない。
だがネガティブな発言などは、その最たるもので僕は絶対に口にしたくないと常に心がけている。
『その呪いごと抱きしめてやる。たとえ君がどれほどに呪われていようとも』
愛すべきキャラクター達が言葉に出す【呪い】。
その言葉こそ、物語全体を包む羊水であると云っていい。
僕も自分で口に出して感じる。
この言葉【呪い】の持つ強烈な意志の想いを!
スタッフ、キャストの皆様、本当にお疲れ様でした!
素敵な夢を有難うございました♪
間違いなく今期、最高のエンターテイナーを目の当たりにし胸が一杯です。
出演者様、全員身体がボロボロだとブログなどで拝見し、早く養生してもらいたいと願い止みません。
本当にお疲れ様でした!
PS
終演後、何とフロアに出演者が一堂にかいした!
出演者が一堂にですよ?
すげー、それだけでありえない。
もしかしたらと、前回購入していたパンフレット(2400円)を持参しており、サイン大会となる。
僕も図々しくも主要メンバーさんにサインをして頂く。
それから使った小道具の大売出し!
出演者一堂が一丸になってのもの!
何かが売れるたびに 『ドンキ、ドンキ、ホーーーーーーテ!!!』 の掛け声が弾ける。
うちは100万ドルの笑顔に釣られて、兵士の帽子や槍、そして何と!
劇中で、中野裕貴さんがこの公演中、ずっと使われていたぬいぐるみである!(ぶるぶる)
最後、ハンマープライス方式になったのだが、欲しがっているのが下娘チーニーズだと知り潔く身を引いてくれたのである。(何といういたわりの心、その者青き衣をまといて・・・・・はは)本当に優しい方とのやり取りでよかった♪
ああああああ、可愛い!
だからもしDVDで【呪いの姫子ちゃん】を観る事があったとしても、その画面の中の 『コウモリ猫』 は我が家に永遠に居る事になるのである!
至福!
大事にさせて頂きますからねっ!
夢のような一日!
素敵な一日でしたあ!
PS2
ただ今、YOU TUBEにて出演者コメントや現場レポートをまとめてあります。いつでも観られるようにここに貼っておきます♪にゃは
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント① 坂口修一
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント② 赤星マサノリ
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント③ 三谷恭子
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント④ 上原日呂
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑤ 山浦徹
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑥ 三谷恭子2
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑦ 真心
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑧ 片岡百萬両
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑨ 中村真利亜
『呪いの姫子ちゃん』出演者コメント⑩ 行澤孝&児島塁(音響)
『呪いの姫子ちゃん』現場レポート① 坂口某シーン 演技指導の様子
『呪いの姫子ちゃん』現場レポート② 休演日前の本番終了後 寿司屋にて
『呪いの姫子ちゃん』現場レポート③ スタンリーの受難 音声収録(ネタばれ有)
