8月7日(火)
劇団●天八 【CHEROKEE】
尼崎ピッコロホール
初めの観劇の劇団さん。
【水曜道場】 でお世話になっているお二方が出演されるというので観に行く。
しかし登場劇団員数13名に対しセリフを持つ人物は7名。
つまり他の人間は完全のモブシーン(群集)のみの出演なのだ。
そうした手法は話しをクリアにする上で必要なことかもしれないが、もたつきを感じてしまう。
演出の手法がスタイリッシュではなく、古いスタイルなのかも知れない。
いや、それならばそれでいいのだが、若干の食い違いがあらわになってしまう部分が勿体無く感じてしまう。
折角の名シーンが、折角の名演技が、折角の余韻が薄れてしまうのである。
しかしアクション中心の劇団さんであるらしく、主宰の方のアクションは素晴らしく安心して観れた。
物語後半のボクシングは一瞬(?)とも感じたが、熱を感じた。
普通に盛り上がれたのは演技の素晴らしさに他ならない。
嗚呼、やはりこの方が牽引されているのだと強く感じた。