Giant Grammy
『9-17時(くじごじ)』 ルーズな職員たちのタイトな8時間
日時 2006.12.1 FRY ~ 10 SUN
場所 in→dependent theatre 1st
(ネタバレ・・・・が少し加味されています。まだの方は少しづつお試し下さい(笑))まだ明日あさって残ってますからね。ラスト4公演!!
サブタイトルに 『そしてダルマいなくなった』 と、ある。
つまり今回のキーは 【ダルマ】 であった。
その滑稽さが見事なシチュエーションを生み出している。
主人公が全員であると言わんばかりの作りは非常に好感の持てるものであった。
まず一番の若手、新人役の 嶌田忠士さん。全力の挨拶は清々しく身のこなしも軽い。セリフも気持ちの入った秘書ぶりも爆笑者。純粋を純粋で得られる素敵な役者さんだと思いました。
ぐうたら社員を見事に体現して見せられた、ともさかけんさん。荒々しい魂を持ったぐうたら者は、汗だくになって舞台狭しと走り回る様は胸にキュン!と、きました。むっちゃ素敵でした。この方の胸にこのドラマが眠っていたんだと思うと想いもひとしおです。最後に握手をさせて貰い嬉しかったです。これからも頑張って欲しい方です。
フィギア・ヲタクの 渡辺健太郎さんの柔軟さも特筆モノだった。なぜあんなにしなやかなのか?脂ギッシュでもあるのに、どうしてあんなに爽やかなのか?ハッキリ言ってやられました。素敵でした。死のうとする勢いまでが愛しい役なんて珍しいです。素敵。
今回のシチュエーション組、紅一点の 川辺みほさん。今回初めて見る艶をゾクゾクしながら観させて頂きました。艶かしく、ゆらゆらと動く身体は必見です。まるで品のいい 【能】 を観ているような感覚。言いたいこと分かります?それと一度僕も膝枕をしてもらいたいです(爆)。あ、嘘です。あ、嘘でも・・・・ないです。いや・・・・・坂口さんが羨ましかったです。はは、嶌田さんの気持ちが僕の中に流れ込んで来るのは必然的でしたもん!・・・・これから先も応援させて貰いたいですね。どうぞヨロシク御願いします。
浪人生の、ぼいんちゃんも、全開でやりきった感が見事でした!使用前、使用後の顔がもう・・・・・一人笑いをこらえきれず、くすくすしてました。はは。ご馳走様でした♪
清掃員役の 福永麻衣子さん。密かに素敵な笑顔でした!!あのカブリモノは胸キュン!しちまいました。あれ、むっちゃ可愛かったです。「はい」というセリフを通しきった演技は感動モノでした。有難うございました。
相談係長進藤役の 真心さん。あの北野演劇祭でオイシイトコ取りをした怪優である。もう・・・・・はちきれんばかりの脂肪を奮い立たせ舞台狭しと暴れまわり、シラを切り通す様はスタイリッシュでアクティブだった。安心して笑っていられる。どんな変化球も笑ってみせる!ぐらいのオーラが客席より放たれていました。何てオイシイ人柄なんだ!と、思いました。
それから町長秘書の 坂口修一さんの恐ろしいまでの冷静と情熱を行ったり来たりは唸らせて貰いました!切り替えが出来ると出来ないではその役の幅が全然変わってくる。坂口さんは後者でその類稀なるセンスで舞台を支配されていた。何度となく舞台が坂口さんだけのものになった瞬間が気持ちよかったです。
っていうか、この舞台の役者さん達はちっとも脇役になろうなんて考えていないような感じがして、それがプラスに繋がっていると思いました。そう、これが俗に言う 【オレオレ舞台】 です。(いや、言わないだろう!)役者全員がセンターを取りたがって収拾がつかないようで、収まっているのが今回の作品の素晴らしいところ。シチュエーション・コメディのいい所だけが抽出されているような素晴らしい「間」でした!
後、舞台ではなく窓を使った 【間】 の取り方も見事だったデス!あれで脂っこいやり取りがフラットになるんですよ。いいです。素敵でした。いい演出だと思いました。しかも陳腐にやるのではなく、本気で丁寧に創り込んでいるからこそ癒されたのです。美術スタッフさんにもエールを贈らせて頂きたいです。
それと残念な事に今回町長役の角野さん、住民課長の伊東さん、休職の土性正照さんがお休みなのが(ぷっ♪)残念でしたね。
全体を通して 【ダルマ】 を取り巻く 【ダルマ】 像。これから少し着目してしまいそうな勢い(笑)
後、明日あさっての公演が残っております。まだの方は是非、体感して貰いたいです。
素敵な心優しき【ダルマニアン】達の調べ♪
いかがですか☆☆☆
もう・・・・ご馳走様でした!!な観劇でした。