ラジオ番組の公開録音である。
無料ライブである。
考えられない事態だ。
うまく仕事をやりくし現場へ!
DJに紹介されステージへ。
うやうやしく飄々とステージに立つユカイ。
ぽろぽろと舞台でもチューニング。
その姿がめっちゃキュート!
朗々と歌い出す1曲目 『Wild Life』 ギター1本のアコースティックさは曲が持つ力強さを引き出す。
一気にユカイの世界が周りを包み込む。
ユカイを知らない観客が息を呑んでいた。
2曲目 『アナザーデイ・アナザータイム』。通り過ぎる雨の美しさを説いた名曲。
そして3曲目。シリアスなんだけど最近好きな曲、と歌い始める。
『アフリカの光り』(タイトル違うかな?)この曲は初めて聞くが、その世界観が秀逸!
ユカイが目指す物。モノを作り出そうとする真摯な姿勢から生まれた反体制への鎮魂歌である。
80万の飢えた人達が、死に物狂いで手を差し伸べてくる
どうしようもできない絶望に、自分の嘆きをかみ殺すだけかい?
心臓を掴まれるイントロ。
これだけで、僕の心から、何かが流れ出るのがわかる。
一旦ブレイクした後、曲が走り出す。
悲劇への疾走。
強く、強く、悲しく、強いフィナーレへ向かう男と女。
これだ!
自分からこぼれ出した物の正体が、その時には分からなかったが今なら分かる。
激情だ。
僕の心の奥底に眠る、人を愛そうとする激情が浮かび上がるのを感じたのだ。
社会に差別され、糾弾され、抹殺されようとしても、自分が信じた女を愛し続ける愚直で悲しいほど純粋な男の人生。
素晴らしい。
曲に込められた情念を感じられるのは嬉しい事だ。
アーティストが心を削って僕らに提供する命の調べ。
たまらなかった!
そして、この日、ジョン・レノンの誕生日、という事で、4曲目の 『John』 という流れだ。
ここでアマプロのミュージシャンを集めて(ギター、ベース、ドラム)を入れて歌うのだが、そのイントロに 『イマジン』 を豪胆に弾き語る。イメージの奔流!すざまじいパトス。ユカイが生きた証の如き『イマジン』。凄かった!
この曲が終わると一旦ユカイは、はけて次のアーティスト 『影山ヒロノブ』 へとバトンタッチ。
しかし、その時間が終わるとラストセッション!
舞台には影山ヒロノブ と ユカイが並ぶ豪華な競演。
曲はジョン・レノン繋がりで 『ジェラス・ガイ』
一番をユカイが歌い上げると、アニソンのプリンス影山も情感たっぷりに歌い上げる。
それから二人でハモる美しい化学反応に感動。
もっと、もっと、もっと聞いていたくなるようなハーモニー。
あっという間の時間。
夢のような時間は短いもの。
悲しいような嬉しいような・・・・しかし充実感。
ありがとうユカイ!ありがとう影山ヒロノブ!
二人の魔法のような歌は僕らにひとときの安らぎを与えてくれた。
又、次このような奇跡を観られる日は来るのだろうか?
奇跡に感謝!!