常々・・・・・武田鉄矢の話術の巧みさには脱帽していた。
どの番組に出ても、そつなく身近のエピソードを昔の故事や歴史になぞらえ、他の人間にわかり易く提供できる類稀なる才能を持っておられるのだ。
で、9月の末にあるラジオ番組に出ていて、それがまた見事な郷土芸能の如き職人芸を披露されていた。
大いに笑わせてもらったのだ。
健康についてのコメントである。
武田は言う。
【健康について考える事こそが、既に不健康である】
目からウロコの言葉である。
衝撃だった。
まさに、その通りだった。
その昔、自分達が子供だった時に健康について考えた事なんかなかった。
そして風邪を引いたとしても、寝れば次の日には直っていたような気がする。
寝れば治る。
それを子供も親も頑なに信じていた。
武田の親は、このような言葉を投げつけていたらしいのだが、その言葉の持つ破壊力は天下一品である。
では、
【とんぷくで治らん病気などなか!】
僕は車の中で一人、大爆笑だった!
武田の話術の源である親の素晴らしさは語り尽くせぬ衝撃度だ。
僕らも子供の頃、病気や健康に対して、もっと単純に考えていたのではないか?
今のように情報が氾濫してない分、楽に考えていた。
変化球ではなく直球。
それでよかったのではないか?
その方が良かったのではないか?
しかし、今更歴史はくつがえらない。
転がりだしたボールは、出たとこ任せにならざるを得ない。
だが、時にはこの言葉通りであってもいいのかな・・・・と思う今日この頃である。
まる。