4、隕石少年トースター 『解散までにしたい10のこと』
正直、ゲスト役者である 【真心】 サンの一人勝ちであった。
勿論そこに至るまでの他の役者の布石や熱演がなかった訳ではない。
ただシチュエーションの典型的な部分を打破できるだけの熱量を真心さんが持ちえた。
それが、今回の最優秀賞を得た起爆剤となったのだろう。
脚本、演出、共に突き詰めたものであった。
そしてメンバーそれぞれが、演じきったバックボーンなど、かなりの深さであった。
これが隕石マジックか!
そう思うことも、しばしばあった。
しかし、
何かが足りないと感じたのも事実。
アドシバ!で感じたかのような不完全燃焼を感じてしまった。
劇団が持つ団風は緻密に練り上げる職人芸のような旋律の美しさ・・・・・ではないだろうか?
だから、今回のような爆発的なゲストを出すと、そのゲストをサポートせざるを得ない状況になってしまう。
ネタ的には面白い!
ただ、10という数が分かりにくいと思った。
立て看板かボードで一つづつ書いていき中高生の子供にも解り易くしても良かったかも。
又、同じ女に振られたシチュエーションの材料として、
その女に同じハンカチ・・・という衝撃は、貰った者でなくとも解る痛さであり、笑いのツボであった。
僕的には、ここに来た!
痛くて面白い!
鳶田忠志さんと片岡百萬両さんの痛悲しい衝撃は可哀想過ぎて面白かった!!
シチュエーションの極み!
真心さんの怪演も素晴らしかった!!
100人見たら94人は真心さんを支持するであろう解り易い父の苦悩ぶりは痛面白過ぎて僕には毒だった。
そう、同じ娘を持つ父親として!!!!
総括
30分という時間制限の中で、どれだけそのイマジネーションを膨らませる事が出来るか?
そこが最大の焦点であった今回の催しは本当に素晴らしかった!
今まで観たこともない劇団に出会える事も出来たし、見知ってる劇団さんの底力を垣間見る事も出来た。
そして、今回の企画に関わっておられる PEOPLE PURPLE サン達が総動員して会場整理にあたっているのには感動した。
関西小劇団の底力!
今後とも一年に一回とは云わなくても、二回はやって欲しい!!
すんごくいい経験でありました!
有難うございました!!