高校を卒業した僕は専門学校へと進路を決めた。
その当時の僕の世間認識度は異様に低いと、今では気付ける。
自分のしたいものと、現実社会との温度差にまった気が付いていないのだ。
どうにかなる。
絶対、どうにかなると楽観主義の極みに居た。(まぁ、それは今もだけどね・・・・・)
とにかく高校時代の友達と自然に疎遠になった僕は本格的に漫画家になるべく執筆を開始した。
がむしゃらにネームやペン入れをしていた。
が、僕には決定的な何かが欠けていた。
当時の自分でも、それは完璧に分かっていた。
ただ、
それが何かが僕には分からない。
欠けているまま書き連ねるのは苦行に近かった。
書いても書いても、達成感がないのだ。
何が足りないのか?
その合間に弟との合作漫画も経験し、僕は益々漫画の虜になる。
足りないのは分かっている。
が、その表現力の翼は広がるばかりで、胸がドキドキした。
そんな中、僕はとうとう雑誌社に持込をすべく作品を書き溜めていった。
作品は弟と合作したサーカス漫画のサイドストーリーである。
今見ると赤面モノの作品だが、当時は真剣だった。
凍狂(とうきょう)に鎮座する、週刊漫画雑誌の出版社。
ジャンプの集英社。
マガジンの講談社。
サンデーの小学館。
僕はこの三社にターゲットを絞り新幹線に乗った!
(続く・・・・・のか?)