前回記事で書いたEAAとBCAAに関する使い分けについて、2人の人気筋肉・筋トレYouTuberが、異なる意見を支持していたので、今回記事にて紹介致します。
極めて興味深くかつ貴重な情報ではありました。
NEXT FIT KENTさんの動画ではグリコのサプリメント開発第一人者の方が、トレ中はBCAA、トレ前とトレ後はEAAと言っており、特に、トレ中のEAA摂取はBCAA以外のアミノ酸が余り、かつトレ中はBCAAにあるアミノ酸ね特性を活かしてフォーカスして摂るべきなのと、その理由を説明しています。
【上越YG】山澤礼明さんの動画で、かの山本義徳さんが、EAAに入っているBCAA以外のアミノ酸も摂らないと、BCAAだけでは筋肉が作られないと言っています。
山本氏の理論、考えは以下です。
✔︎BCAAはエネルギーとして使われ、集中力増加作用があるので、トレーニング前の摂取、血中から筋肉中に移行するのにもある程度の時間がかかるため、タイミングとしては練習や試合の30分くらい前に摂取するのが効果的。
更に
✔︎長時間の運動の場合、更に運動中のドリンクにBCAAを入れ、少しずつ飲むことで、体内のBCAAを常にハイレベルに保つ事が可能。
ところが動画にもあるBCAAとEAAの特性の違いから、
✔︎予算に制限がなければ、BCAAよりEAAをワークアウトドリンクに混ぜ、トレーニング中に飲む方がベター。
それでは
トレーニング30分前BCAA+トレーニング中EAAが良いか?
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筋タンパク合成能力の高まりには限度があり、BCAA+EAAでは、タンパク合成は頭打ちになる可能性ある。
もっと良い組み合わせは
筋タンパク合成能力の高まりには限度があり、BCAAを飲んでからさらにEAAを飲んでも、タンパク合成は頭打ちになる可能性が高い
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ホエイプロテインは十分に血中アミノ酸レベルを高め、またBCAAと違って急激に濃度が低下しないため、ホエイ+EAAであれば、筋タンパク合成能力は十分に高まり、頭打ちの無駄も少なく、またトレーニング後数時間にわたって筋タンパク合成を高めることが可能。
グリコのサプリメント開発者の方は、タイミングによりBCAAとEAAを使い分けるべきと説明しているのに対して、山本氏はBCAAの効能や強みを否定していないながらも、タイミングによる組み合わせは「トレーニング1時間前にホエイ+トレーニング中にEAAの組み合わせ」が筋肉合成にはベストだと明確に主張しています。
上記に私個人的な経験や知識を踏まえた結論、見解からすると、グリコサプリメント開発者意見が一般的に認知されている情報ではありますが、山本氏の情報は更にロジカルに踏み込んだ内容になっていることから、トレーニング1時間前にホエイ+トレーニング中にEAAに加えてトレーニング後ホエイの組み合わせがベストだと思います。
但し、吸収速度が最速のBCAAも使い方次第なので、私のトレーニング中ドリンクには入れています。実際には、
トレーニング1時間前ホエイプロテイン+トレーニング30分前EAA+トレーニング中BCAA+トレーニング直後EAA+トレーニング暫く後ホエイプロテイン
の組み合わせにしていますが、今後については要検討ですね。重要なのは自分の身体との相性で、他にはコストパフォーマンスもあるので、色々試してみようとは思っています。
いずれにせよ、サプリメント、栄養摂取の研究、理論は日進月歩なので、トレーニング内容を変化させていくのと同様に、サプリメントの摂り方も固定のやり方にとらわれず、柔軟に色々と試していくのが良いです。