カリスマホステスの日常。
『今日はわざわざ東京のお客様が来てくれるから』
オフの日なのに少しの仮眠を取った後、メイクに余念の無い彼女。
比較的に選手寿命の短いこの業界に於いて、
彼女はずっとトップを走り続けている。
日中はトレーニングジムと岩盤浴。
アスリートの様にストイックな食事制限と体重管理。
そして、芸能人並みの回数で美容院に通う。
彼女の接客は、ビジネス側で見ると顧客管理が徹底されている。
客の誕生日、記念日、好きな酒、好きな歌。
ゲスト側に立って見ると・・・・・健気で、豆で・・・細かいところまでに手がゆき届く。
同じ接客業の身ながら、彼女の姿勢には本当尊敬に値する。
彼女は身の回りのものを自分では買わない。
すべて客からのプレゼントだ。
月に一度は、客と神戸まで出掛けて洋服を大量購入して帰って来る。
『君のファンだから、僕に出来る事は援助したい』
大手企業の重役、中小企業の社長、ドクター、極道の親分まで・・・・・
彼女のファン層は幅広い。
『お客と変な関係はまったく無いわよ。そんな女の子も中にはいてるけど、
枕営業で、この世界長くはやっていけないから・・・・・そこがワタシのプライドかな♪』
彼女は、本当に客から愛されている。
そしてそんな彼女を夫の僕も愛している。
時代考察。
コンビニで買い物をしていて・・・・・
コンビニがやけに増えた時代になったものだとふと思う。
僕が子供の頃は当然駄菓子屋が全盛だったわけで。
思い返せば、小学生の狭い行動範囲の中にも5、6軒の駄菓子屋は点在していたと思う。
ビックリマンチョコを買うならこの店。
文房具はあの店、お好み焼き食べるならあの店。
小学生ながらにちゃんと使い分けていた。
『はい、300万円!!』
定番の駄菓子屋のおばちゃんのコメント。
コンビニの店員さんにも・・・・・『っらしゃいせ~~~』じゃなくて、
これくらいの遊び心があってもいいんじゃない?
って思う、オフの日の昼下がり。
本日オフのため久しぶりにこの時間のブログアップ。
オフとは言っても、昼過ぎから夕方まではお仕事。
ま・・・朝は遅くまで眠れたし、早い時間からお酒も飲めるし・・・
・・・よしとします♪
『美しすぎる花嫁』~最終章へ・・・・・。
こんなにも思いの入った結婚式は初めてかも知れない。
このブログにも再々書いている・・・・・『美しすぎる花嫁』
1年前にお申し込みを頂き、コツコツと打ち合わせを重ねて来た。
本当に本当に美人で・・・・・
容姿だけではなくて性格もけなげで優しくて・・・・・僕達スタッフへの思いやりがいつも見て取れた。
まさしく、心身共に美人。
会社の中で悩みが色々とありながらも・・・・・彼女の花嫁姿を見たい一心で、この一年を頑張って来た。
これを恋と言うのならば、これも恋なのだろう。
『このコのためならなんだってやってあげよう』
献身的で自己犠牲的。
普通の恋愛とはまったく感覚が異なる、ウエディングプランナー的恋心。
新郎くんとの仲も睦まじくて、彼のことももちろん可愛く思える。
今日、挙式のリハーサルを自ら行っていて・・・・・
感慨深い気持ちが込み上げてきた。
『とうとう、この二人のリハーサルをする日が来るとは・・・・・』
この週末・・・・・
美しすぎる花嫁は、ついに結婚式の舞台に立つ。
ハードワーク。
担当の新郎新婦ちゃん達から、再々聞かれることが・・・・・
『MKさんって、いつ休んでるんですか?』
もはや心配されているとも言っていいか。
そりゃそやわな。
毎日朝から夜遅くまでいつも電話に出るし・・・・
『あいにくMKは本日、お休みを頂いておりまして・・・・・』
なんて電話応対にあたる人はごくごく稀少だ。
打ち合わせの回数もある程度進んだ気心の知れている新郎新婦ちゃんには
この仕事の裏の事なんかもちょっぴり話したりする。
『大変ですね~~!!ワタシには絶対無理だ』
ひとしきり驚いた後、最後は必ずこの言葉が返って来る。
『でも、素敵なお仕事ですね』
・・・・・・そうなんだよ。
だから、なかなか辞められなくてさ。
もう15年さ。
帰りたいけど、帰れない。
まだオフィスでいます。
ナイトウエディング終了後・・・・・
昨日の婚礼の請求書を作り・・・・・
来週の婚礼の最終チェックをして、今は再来週の婚礼のエンドロールデータを打ち込んでいます。
目が霞む・・・・・・
意識が遠のく・・・・・
君にとっての結婚式、僕にとっては卒業式。
午前8時。
二人をお迎えした時は曇天の雨模様。
「やっぱり予報通り、雨でしたね・・・・・(泣)」
少し、半べその新婦様。
『うん♪今のうちに降っといてもらいましょうよ!
挙式までまだ3時間もあります・・・絶対に晴れます♪』
お得意の・・・・・根拠無し楽観的前向き型思考。
(笑)
「終わりましたね・・・・・」
『終わっちゃいましたね・・・・・』
「MKさんと会えなくなるのが寂しいです・・・・・」
『・・・・・いえ、また会えますよ』
本音を言うと、いつまでも・・・・・・
君達との打ち合わせだけをずっと繰り返していたい。
『結婚式』なんて日は・・・・・
永遠に来なければいいのに。
(爆)
今日の新郎新婦と別れて、明日の新郎新婦とまた出逢う。
・・・・・・一期一会。
ウエディングドレスからジーンズ姿にお色直しを遂げた花嫁を送り出す頃、空は真っ青に晴れていました。
僕の胸の中に流れた歌は・・・・・この曲 。
君達の結婚式、終わっちゃったね。
でも・・・・・、
また会おう。
必ず会おう!!
「妹の結婚式は絶対にMKさんに任せるようにしますから♪」
いやだ、妹なんかは・・・・・どうでもいい。
それよりも、君達ふたりの息子か娘の結婚式を俺にくれ。
『キャンセルしてよかった!!』必ずそう思わさせるウエディング・・・・・いざ。
『実は僕達、あるホテルで結婚式を契約しているんです』
館内見学、見積もり説明を終えた時に新郎新婦ちゃんから衝撃の告白を受けた。(笑)
『結婚式をやめたくなった』
『一軒だけ見学して、勢いでそのホテルに決めてしまって・・・・・
ただ、結婚式をやめる前に違うホテルを見に行こうって感じになって・・・・・・・』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
原因はウエディングプランナー。
お金の話しかしない。
提案力皆無。
夢を語らない。
情熱の温度が低い。
対応悪い。
愛想無い。
結局・・・・・
そのウエディングプランナーには『プライド』と『想い』が無かってんな。
うーーーーん・・・・・・。
例え、他所の式場のプランナーの話であろうとも・・・・・
悔しいし、悲しいし、腹立つし・・・・・そして残念。
結果・・・・・そのホテルをキャンセルして、うちのホテルへお申し込み。
もちろん、そのままホテルマンMKがプランニング担当。
そんな二人は、明日めでたく結婚式を迎えます。
一時は傷ついてしまった二人が・・・・・
今や、心配することはただの二点!!
明日の天気と・・・・・・・・・・・
担当のウエディングプランナーが二日酔いかどうかと言うことだけ。
(爆)
二人のために・・・・・マジ、寝ます。
(V)

