勤労感謝の日。
平成最後の新嘗祭でした。
そして
とても綺麗な満月でした・・・
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こんにちは。
絵本の力を綴ります
ひだまり絵本館の花梨です。
絵本で子育て「絵本講座」
大人のための「絵本セラピー®」
絵本と歌とお話し会 byMother Moon
承ります。
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お気に入りお月さま絵本の紹介は
6冊目でしょうか。
今日はこちら・・・
『ふくろうくん』
アーノルド・ローベル 作
三木 卓 訳
文化出版局
この絵本には
短いお話が5つ入っています。
その中の最後のお話が
「おつきさま」
そしてこのお話を読むと、
いつも妹のことを思い出します。
幼い頃、
「さ し す せ そ」を
「しゃ し しゅ しぇ しょ」としか言えなかった妹。
~*~*~*~
そうそう。
ちなみに娘は
「さ し す せ そ」が
「た ち つ て と」になってしまってました。
「かめさん」 が 「ためたん」
「かさ」 は 「たた」・・・ってね。
あー懐かしい
~*~*~*~
妹の話にもどります。
夜、父の車に乗ると、
お月様に向かって
「おちゅきしゃま、ちゅいてくるな!」
「おちゅきしゃま、ちゅいてくるな!」
と
繰り返していた妹。
ひとこと言っては隠れ
(お月さまから隠れているつもり)
ひとこと言っては また隠れながら、
ずっと窓越しに
お月さまに向かって叫んでいました。
そしてお月さまは
いつまでもついてくるのでした。
このふくろうくんも帰り道、
いつまでもついてくるお月さまに
「だめ だめ。」
・
「ぼくの かえりみちを てらして くれるのは
ごしんせつな ことだけど
きみは うみの うえに いなけりゃ。
そのほうが すばらしいもの。」
・
「ほんとに きみ
ぼくんちへ きちゃ いけないんだよ。
(略)」
なんて話します。
そのくせお月さまが雲に隠れてしまうと
とっても悲しくなってしまったり。
そして再びお月さまが
雲から顔を出し、
窓から 部屋の中を照らしてくれたときの
嬉しそうなセリフと安心しきった行動が
愛おしい。
妹は、
結局どうしていたのか忘れてしまったけど、
ほんとうにきれいなお月さまだったことは
よく覚えています。
「ふくろうくん」
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短いお話のどれもが
ちょっぴり滑稽なふくろうくんなのですが、
まっすぐで、
真剣なふくろうくんが私は大好きで、
いつも応援したくなるのです。
~*~*~*~*~
お月さまの絵本
よろしければこちらからもご覧くださいね。
今日も最後までお読み下さって
ありがとうございました
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あかちゃんのくにから
作:花梨 / 絵: 宮本さちこ