先日、Webで「それなら大谷翔平をアメリカ大統領に・・・」という記事を読み、乱暴で一貫性がなく、世界を翻弄する現アメリカ大統領の言葉に疲れていた心が、ほっとし、勇気づけられた。

 

実は私も大谷の姿勢や言葉から「大谷がアメリカの大統領になったらどうなるんだろう?」と、空想をしたことがあったので、そうした意味でも興味深く読ませてもらった。

 

その記事は、政治情報や法律関連の話題を主に扱うアメリカのメディア『Courthouse News』のロバート・カーン名誉ウェブ編集長の記事だという。

 

アメリカにもこうした真っ当な人がまだいるんだなと思い、嬉しくなった。最もアメリカの良識ある人たちの考えもほとんどは同じだろうとは思うのだが。

 

■大谷翔平の人間性

 

そのロバート・カーン氏がなぜ大谷翔平がアメリカ大統領にふさわしいかというと、それは大谷の人間性にあるという。

 

その人間性を下記の通り挙げていた。

 

 「彼は礼儀正しい。

 

 本当に仕事ができる。

 

 突出したセンスを、他人を傷つけるために使うことはない。 

 

 チームメイトを尊重している。

 

 気配りを忘れない。

 

 対戦相手を尊重している。

 

 誰かを故意に傷つけることは決してない。

 

 もし意図せずそうしたのなら、すぐに謝罪するだろう。

 

 死球を受けた際、チームメイトの批判行為を止めさせた。

 

 たとえ誰かにひどい仕打ちを受けたとしても、復讐を求めない。

 

 恨みという感情は彼には無縁だ。  

 

 よく笑い、しかめっ面をすることはほとんどない。

 

 友人たちのことをずっと覚えている。

 

 バイリンガルだ。

 

 子どもに優しい。

 

 唯一無二の存在だが、それを自慢することはない。

 

 妻に忠実だ。

 

 妻を信頼している。  

 

 賢い。

 

 完璧であるふりをしない。  

 

 寛大で、人々に幸せと喜びをもたらす。  

 

 面白い。  

 

 ハンサムだ。

 

 そして、礼儀正しい男だ」  

 

    ※「THE DIGEST編集部」記事より

 

それは、今SMIビジネス塾とSMIモーニング・アカデミーで学び続けていることと重なった。

 

■善きリーダーは慎み深く、人を敬する

 

今月のテーマは、人に愛される優秀なリーダー、成功する人は皆慎み深く、どんな人をも尊重し接していてことだった。

 

テキスト(※渋沢栄一著「論語とそろばん」)は孔子の言葉を次のように紹介していた。

 

「子産という者の行いは、君子の道にかなうものが4つある。自分自身の行いはあくまでも慎み深く、高ぶらず。主君に使えるには尊敬を旨として、礼を失わず。人民を養うのには恩恵を施して無理をせず。国家の仕事に人民を使用する時には農閑期とし、公平にして不平不満が出ないようにした」

 

それらの教えを具体的な言葉で表現していくと、前述のカーン氏の言葉と一致する。

 

だから、大谷翔平の姿は、リーダーとしてこうありたいというセルフイメージとして理想となり、最高のロールモデルだ。

 

来月の学びの場では、この「それなら大谷翔平をアメリカ大統領に」を資料として話し合ってみたいと考えている。

 

また、次回の学びが楽しみになってきた。

 

 

 《令和8年6月のフォローUPセミナー予定》

■第24期SMIビジネス塾 ◇日時令和8年6月16日(火)pm6:30-pm8:20 ◇今月のテーマこ「志は三ヶ月不変なれば本物になる」◇会場 新潟ユニゾンプラザ4F小会議室
■第40期SMIモーニングアカデミー◇日時 令和8年6月14日(日)am6:30-am8:20 ◇今月のテーマ「人をよく引き立てる人に“余慶”あり」◇会場 (有)星山米店室2f会議室  

※ケースによっては内容の変更があります。ご容赦ください。

 

 今年の我が社の勉強会での学びのテーマは、「ブランド経営」だ。先月の学びの場で、メンバーよりこれぞ正にブランド経営だなというお話をお聞きした。

■ブランドは、物語によって創られる

一つめの物語は、新潟市中央区の老舗そば店の藪蕎麦さんの話だ。藪蕎麦さんは70年以上の歴史がある。芥川賞作家の新井満もよく来店し、新聞や雑誌の記事で紹介していたお店でもある。

藪蕎麦さんには時々余命いくばくもない人が来店する。そして「もう私の寿命は間もない。最後に藪蕎麦さんのそばを食べて死にたい。」と言って一杯のそばを注文する。

中には、ほとんど食べられない人も来るという。一口ソバをすすって箸を置いてしまう。それでも、「生きているうちに、藪蕎麦さんのソバを食べることができた。ありがとう」と言って店を後にする。

一杯の蕎麦の味が、その人の人生の一部になっている。

もう一つは、私がスズキ自動車(現スズキ)に勤務していたときからのお付き合いで、大変お世話になった新潟市北区の、バイク専門ショップ佐上商会さんの話だ。佐上さんは親子で、我が社の勉強会に長年参加して下さっている。

先月45年ぶりに来店したお客様があったという。その人が開口一番「私は高校生だった45年前に、佐上さんで初めてバイクを買ったのです。そして、長年こうしてバイクを人生の友として楽しむことができました。つきましては、私はこの年ですから、新しいバイクを買うのは最後になると思います。そこで、人生で最後のバイクを佐上さんで、買わせていただきたいのです」と言われた。その言葉に若社長は感動し、心が揺さぶられた。そして本当にこの店を継いで良かったと思った、と語っておられた。

■ブランドは、小さな幸せを提供し創られる

二つの話を聞き確信した。立派な社屋、煌びやかな装飾の陳列、目立ったホームページといった、形のある目に見えるものがブランドを創るのではない。人をチョット幸せにする心温まる物語によってブランドは創られていくのだ、と。

人は幸せになるために生きる。誰もが小さな幸せを求めて一所懸命に生きる。人は小さな幸せを提供してくれるお店や会社を探し求める。そして、小さな物語を紡いでくれることを期待し、店のドアを開ける。そうした物語こそが人の心を豊かにし、人生を価値あるものにしてくれる。その時、そこにブランドは創られていく。そうした時、人も店も地域も輝やく。そして社会が、この世界がより豊かなものになっていく。

そんなことを考えさせてくれる素晴らしい学びの場となった。参加メンバー各位から、「とっても楽しい学びの時間でした。来月も楽しみにしています」という声が多数上がった。

毎月の第二土曜日の2時間と第三火曜日の2時間が、より楽しみになってきた。


 《令和8年4月のフォローUPセミナー予定》

■第24期SMIビジネス塾 ◇日時令和8年4月21日(火)pm6:30-pm8:20 ◇今月のテーマこ「成長は変化すること」◇会場 新潟ユニゾンプラザ4F小会議室
■第40期SMIモーニングアカデミー◇日時 令和8年4月12日(日)am6:30-am8:20 ◇今月のテーマ「時代の変化を経営に生かす」◇会場 (有)星山米店室2f会議室  

※ケースによっては内容の変更があります。ご容赦ください。

 


 

先日、産業カンセラー協会主催のマインド・フルネスのセミナーに参加した。
「自分をどう愛するか」がテーマだった。

カウンセリングは、共感疲労や自己と職責の間の曖昧さの中で、心が傷つく。そうした心身の迷妄をマインドフルネスによって回復しようという学びであった。人に伝えることが目的だったマインドフルネスの学びが、自分を愛するための学びとなった。

勘違いし参加したのだが、その勘違いが私をよき学びへといざなってくれた。

■マインドフルネスでエネルギーの補給を

昔、クライエントに整体師をやっておられた人がいた。学生時代に長距離ランナーとして活躍した経験あってか、全身全霊で施術をする人だった。私も2時間近くの施術やってもらったことがあった。その方が施術後に汗をびっしょりかいておられるのを何度も見たものだ。

その人が、よく言っておられた。「この仕事は、時々自分の体と心にエネルギーを補給しないと身も心も壊れてしまうものなんですよ」と。その方は自然と関わり触れることで、自分を取り戻していた。今でいう自然セラピーだったのか。

先日のブログで書いたように、カンセリングと生活は地続きの中にあり、明確に区別できない時がある。だから人は誰もが気づかずに相互に教え諭し、聴き促し、慰め労り、そしてカウンセリングしされて生きているのだ。

それは現代という時代の中にあってか、必ず誰もが心に傷を負うときがやってくる。

そうした時、マインドフルネスは大きな力となる。

今回学びで、マインドフルネスを特別な心理療法という思いから、身近なセルフケア法へと考えを変えることができた。

その実践法も生活と地続きなものばかりで、私が勝手にハードルを高くしていただけだった。マインドフルネスは禅からから生まれたものなのだから、当たり前といえば、当たり前のことなのだ。

例えば、呼吸に心を集中させ吐くこと吸うことに意識を集中させる。食事のときに、一つ一つの食べ物を観察し、丁寧に味わっていく。歩くときには地面の感触を確認し、地面からの振動を足の筋肉で受け止め感じてみる。それら全てがマインドフルネスの実践だ。

そして今回の学びの私の結論も、結局here and now(今・ここで!)だった。

「今」こそが最良の“時”であり、「ここ」こそが最良の”場所”なのだ。そして、その時がその場所が土台となって人生は紡がれていくこととなる。

セミナーの最後に、講師がマインド・フルネスに繋がる詩を朗読しセミナーは修了した。 

■自分を愛することから始まる

その詩はノーベル賞作家のデレク・ウォルコットの詩だ。「人を愛することは、自分を愛することからだよ」と歌っていた。そして今を生きることの大切さも伝えてくれいる。

「Love After Love」 
その時が来るだろう
歓喜とともにあなたは自分のドアに、自分の鍵に到着した自分自身を歓迎するだろう
そしてお互いの歓迎に微笑み、こう言うだろう
ここに座って、食べなさい
あなたは、かつて自分だった見知らぬ人を再び愛するだろう
ワインをあげなさい
パンをあげなさい
自分の心を自分自身に、あなたを愛してきた見知らぬ人に返しなさい
あなたの人生のすべてを、あなたが無視した人に
別の人のために、あなたを心から知っている人に
本棚からラブレターを取り出し、写真、必死のメモを取り出し、鏡から自分のイメージを剥がしなさい
座りなさい
もっと自分の人生を味わいなさい

    ※デレク・ウォルコット著「Collected Poems, 1948-1984 」より


 《令和8年4月のフォローUPセミナー予定》

■第24期SMIビジネス塾 ◇日時令和8年4月21日(火)pm6:30-pm8:20 ◇今月のテーマこ「成長は変化すること」◇会場 新潟ユニゾンプラザ4F小会議室
■第40期SMIモーニングアカデミー◇日時 令和8年4月12日(日)am6:30-am8:20 ◇今月のテーマ「時代の変化を経営に生かす」◇会場 (有)星山米店室2f会議室  

※ケースによっては内容の変更があります。ご容赦ください。